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“うたまさ”初Vで世界へ「やっとこのメダルを手に」「パッション伝わる演技を」

スポニチアネックス / 2024年12月22日 14時11分

<全日本フィギュア最終日>アイスダンス・フリー、優勝した吉田唄菜・森田真沙也組(撮影・小海途 良幹)  

 ◇フィギュアスケート全日本選手権最終日(2024年12月22日 大阪・東和薬品ラクタブドーム)

 アイスダンスのフリーダンス(FD)が行われ、リズムダンス(RD)トップの“うたまさ”こと吉田唄菜、森田真沙也組(木下アカデミー)が104・37点を出し、合計176・21点で初優勝を飾った。

 全日本の結果により、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪の出場枠取りの懸かる来年3月の世界選手権(米ボストン)の出場権も初めて獲得した。

 初めて表彰台の頂上にたどり着き、吉田は「やっとこのメダルを手にすることができた」と実感を込める。森田も「素直にうれしい」と笑顔で喜んだ。今大会へ向け、小さな言い合いを封印してチーム力を高めてきた。吉田は「一生ケンカをしないことはないと思いますが、リンクの上で影響がないようにしたいと思います」と苦笑いで話した。

 3カ月後には、五輪の枠取りが懸かる世界選手権が待つ。「世界のトップ選手が集まる。しっかり準備して、反省して臨みたい」吉田。森田も「どの試合でもやることは変わらない。パッションが伝わる演技をしていきたい」と意気込んだ。

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