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【高校駅伝】大牟田が2位「うちらしくていい」と赤池HC かつて3年連続2位も

スポニチアネックス / 2024年12月22日 16時32分

<全国高校駅伝・男子>2位でゴールする大牟田・村上遵世(撮影・井垣 忠夫)

 全国高校駅伝(2024年12月22日 たけびしスタジアム京都発着 男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロ)

 男子は佐久長聖(長野)が2年連続4度目の優勝を飾った。24年ぶりの優勝を狙った大牟田(福岡)は惜しくも2位。2秒差のトップで7区・村上遵世(2年)がたすきを受け取ったが、佐久長聖の石川浩輝(3年)とのマッチレースに屈した。それでも13年の2位以来の躍進だった。

 「自分で決めてやるという思いで走りました。(石川は)力のある選手。抑えて後ろについて、余力を持ちながら離していこうと思った。とても悔しい」

 「大牟田魂」「男になれ」。村上の右上腕にマジックで書き込んだ赤池健ヘッドコーチは「追い付かないだろうと思っていた。今年の2年の世代は強い」。2位発進も3区で4位へ順位を落とすレース展開。7区のアンカー勝負へ持ち込めたレース展開すら、想定以上だったと明かした。

 1958年創部の伝統校は、歴代6位の優勝5回を誇る一方、96年から3年連続2位になったこともある。「(2位は)うちらしくていい。今年も100点満点に近い」。7人の踏ん張りを称えた。

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