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Next☆Rico佐咲芙香 活動休止時、プロデューサー青海まほからの「待ってるからね」に救われた【ソロインタビュー連載第4回】

スポニチアネックス / 2024年12月23日 11時3分

【画像・写真1枚目】Next☆Rico佐咲芙香 活動休止時、プロデューサー青海まほからの「待ってるからね」に救われた【ソロインタビュー連載第4回】

 9人組女性アイドルグループ「Next☆Rico」(ネクストリコ)が、今月17日に待望の初シングル「恋するチャップリン」をリリースした。2020年3月、新型コロナウイルス禍の中で産声を上げた同グループは、研究生ユニットとしての結成から数えるとまもなく5年。3人体制となった時期もあったが、今年6月に9人組の大所帯となり、念願のシングル作品を発表した。次世代のブレイクを目指すメンバーがスポニチアネックスの個別インタビューで自らの個性や今年のとっておきエピソードをたっぷり語る。第4回は、「ふうちゃん」こと佐咲芙香の登場です。

――初シングルについて教えてください。

佐咲「この曲は、最初に聞いたとき歌詞に不思議さやユーモアがたくさん詰まっているなと感じました。でもその中には恋する女の子の純粋な気持ちが込められていて、特に『会いたい』というフレーズや『夢の中会えたなら伝えたいこの気持ち』という歌詞が繰り返される部分がすごく切なくて愛らしいなと思います」

――自身の聴きどころはどこですか。

佐咲「やっぱりサビですね。ユーモアたっぷりで、みんなが口ずさみたくなるような覚えやすいメロディーだと思います。ファンの方にもぜひ歌ってほしいですね。それからライブでのダンスもポイントで、『はんぶんこ はんぶんこ半分こ半分こ』の歌詞に合わせてハートを分ける振り付けなど、メンバーそれぞれ違う振りが取り入れられていて、ライブならではの楽しみ方ができます。可愛らしい言葉がたくさん詰まった曲です」

――新体制になってから変化はありましたか。

佐咲「私はちょうど2年前の12月14日にNext☆Ricoに加入して、一昨日で丸2年を迎えたばかりなんです。当時は6人で活動していて、その後1人が卒業して1年ほど5人体制でした。正直なところ、他のグループがシングルを出したり大きなライブを開催している中で、私たちはなかなか目立った動きがなく、もどかしい思いや悔しさを感じていました。でも、そんな中でもNext☆Ricoをもっと良くしたい、たくさんの人に愛されるグループになりたいと強く思っていました」

――新メンバー加入後の変化についても教えてください。

佐咲「今年の6月に新メンバーが4人加わり、9人体制になったことでグループに新しい風が吹きました。新メンバーのみんなは素直でとても頑張り屋さんで、私自身も初めて後輩ができたことで良い刺激を受けています。今年8月には初のワンマンライブを9人全員で迎え、その場でファーストシングル発売のサプライズ発表もありました。ライブの迫力やパフォーマンスの幅が広がり、グループ全体として成長を感じています」

――ご自身の特技やキャラクターについては?

佐咲「実は特技を作ろうと思って、アイドルを始めた頃に牛丼の早食いをしていたんです(笑)。面白くて覚えてもらいやすいかなと思ったんですけど、実際には得意でもなんでもなくて…。今は本当に得意と言えるものを見つけたいと考えています。性格的には真面目なところが取り柄だと思っていて、グループをまとめるきっかけを作ることも多いですね。ただ、空回りしちゃうこともあって、そんな時は先輩や後輩に助けられています」

――最年少ながらまとめ役の印象があるようですね。

佐咲「そうですね、9人の中では私が最年少ですが、まとめたり提案することも多いので、年上に見られることもあります。当初は新メンバーとして入ったばかりで、自分が動いてもいいのか葛藤もありましたが、行動しないと何も変わらないと思い、思い切って動くようにしました」

――2024年を振り返って、特に印象深いエピソードがあれば教えてください。

佐咲「私自身の話になりますが、今年の9月から10月にかけて約1か月間、精神的なバランスや体調面の問題で活動を休止していました。その間、ライブやSNSの発信をお休みして、自分と向き合う時間を多く持ちました。その中で気づいたのは、グループのメンバーがすごく気にかけてくれていたことです。レッスンには参加していたのですが、メンバーが毎回『今日元気?』と声をかけてくれたりして、本当に支えられました。その時、改めてグループで活動することの良さや、メンバーの温かさを感じました」

――印象に残っている言葉はありますか。

佐咲「活動休止を決めた時、プロデューサーの青海まほさんが『ふうちゃんがいつでも戻ってこられるように、私たちは待ってるからね』と言ってくださった

んです。精神的に不安定な状態でその気持ちを伝えること自体がとても辛かったのですが、その一言で緊張が解けて、メンバーやスタッフさんをもっと頼っていいんだと思えるようになりました。その言葉にとても救われましたね」

――2025年に向けた抱負を教えてください。

佐咲「活動休止中に支えてもらった分、これからは私もメンバーをサポートし、後輩や先輩、そしてファンの方々に『Next☆Ricoにいてよかった』と思ってもらえるような存在になりたいと思います。グループとしても『Next☆Ricoを応援していてよかった』と思っていただけるよう、全力で頑張っていきます」

――今後目指していきたいステージや夢はありますか。

佐咲「今年、対バンライブでZepp DiverCityのステージに立たせていただいたのですが、それがグループにとって初めての大きな会場でした。たくさんのお客さんに見てもらえることの喜びを感じましたし、大きなステージの魅力を改めて実感しました。2025年には、単独でZeppのような大きな会場に立てるくらい成長したいです。私たちは普段小規模の会場でファンの方と距離が近いライブをしているのですが、大きなステージでたくさんの方に見てもらえるグループになりたいと思っています」

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