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10歳で母死去…親子二人三脚で成長したフリーマン「父さんなしでは…」2ショット公開 “粋”な贈り物も

スポニチアネックス / 2024年12月23日 9時44分

ドジャース・フリーマン(AP)

 ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が22日(日本時間23日)、自身のインスタグラムを更新。父・フレッドさんとの仲良し2ショットを公開した。

 フリーマンは「メジャーリーガーになるまで、父さんなしではありえなかった。バットの振り方、自分を信じること、何があっても常に努力することを教わった。ワールドシリーズ制覇は夢のような出来事だが、それはあなたがすべてを私に注いでくれたことを表している。これはお父さん、あなたに」と記し、2人でクリスマスツリーの前で笑みを浮かべる2ショット写真を投稿した。

 また、フレッドさんの手には「ワールドチャンピオンの父」と書かれたワインボトルがあり、フリーマンが贈ったものとみられる。

 米メディアによると、フリーマンは10歳の時に皮膚がんで母親を亡くし、父・フレッドさんに育てられてきた。ところが12歳の時にフレッドさんも「うっ血性心不全」に。搬送先の病院で医者から「今夜、病院に来て本当に幸運でした。もし来なかったら、そのまま寝ていたら、ほぼ確実に寝たまま死んでいたでしょう」と告げられたという。

 一命を取り留めたフレッドさんが健康のためにも高校生になったフリーマンの打撃練習の相手となり、親子二人三脚で汗を流し、フリーマンはエル・モデナ高校で打率4割超えのスター選手となった。

 その後、2007年にMLBドラフト2巡目(全体78位)でブレーブスから指名されプロ入り。「18歳になっていなかったので、プロ契約の最初のサインを父親にしてもらわなければなりませんでした」と笑顔で当時のエピソードを明かしている。

 21年にブレーブスでワールドチャンピオンに輝き、同年終了後にFAとなり、22年から6年1億6200万ドル(当時約192億8000万円)でドジャースに加入。今季は147試合で打率・282、22本塁打、89打点。ヤンキースとのワールドシリーズでは第1戦で逆転サヨナラ満塁弾を放つなど、ワールドシリーズ史上初となる6試合連続本塁打をマーク。5試合で20打数6安打、12打点、4本塁打を記録し、MVPに輝き、チームの世界一に貢献した。

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