全日本新王者・鍵山優真、世界選手権で「そろそろ金を」 26年五輪は「団体、個人でも金」

＜世界フィギュア日本代表選手記者会見＞会見に臨む鍵山優真（撮影・小海途　良幹）　　

　26年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪の出場枠獲りが懸かる来年3月のフィギュアスケート世界選手権（米ボストン）代表会見が23日、大阪・東和薬品ラクタブドームで行われた。

　全日本選手権を初制覇した男子の鍵山優真（オリエンタルバイオ・中京大）は「全日本で優勝できて（世界選手権）1枠目を獲得できてホッとしている」と率直な思いを口にし、「世界選手権は3回出て3回銀メダルなので、そろそろ金メダルを狙って頑張りたい」と決意表明。五輪枠獲りについては「良い演技をしたら確実に枠が獲れる」と自信を語った。

　「全日本はフリーで200点を超え（自身の）最低のレベルが少しずつ上がっている」と成長を実感。「自己ベストも手の届く範囲」と語った。来季に迫る五輪については「団体、個人でも北京より素晴らしい演技をして金メダルが目標」と決意を口にした。