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【初場所番付発表】綱取りの大関・琴桜が会見「あとはやるしかない」

スポニチアネックス / 2024年12月23日 16時4分

<琴桜会見>綱取りを目指す琴桜は祖父である先代琴桜の綱と優勝額の前で決意を語る (撮影・西川祐介)

 日本相撲協会は23日、大相撲初場所(来年1月12日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。11月の九州場所で初優勝を果たし、横綱昇進に挑む大関・琴桜(27=佐渡ケ嶽部屋)が千葉県松戸市の同部屋で会見し「チャレンジできることに感謝して、あとはやるしかない」と述べた。

 冬巡業が行われた沖縄から前日帰京したばかりの琴桜は「特別番数ができるわけでないので、中身の濃い稽古を心がけた。いつも通りやってました」と話した。各地では優勝を祝福する声を多くもらうとともに綱取りへの期待も受けた。それでも「そういう(綱取りを期待する)声もあったけど、自分自身はいつも通り、あえて難しく考えずにやろうと。目の前の一番に集中して、いい相撲を取る。それが好結果につながっていく」と平常心を強調した。

 1年前は13勝を挙げ大関を決めた新春の土俵。今度は2007年に亡くなった祖父の元琴桜に並ぶ角界最高位に挑戦する。横綱とは、の問いには「中途半端な気持ちでは上がれない。心技体そろってのもの。(部屋に)先代の推挙状があって“品格力量抜群につき”と書かれてありますし、そういう全体的に整ったものがないと上がれないと思う」。初場所に向けては「今までやってきたものを全部信じて、今まで以上に持っているもののレベルを上げていくしかない。残り2、3週間まだ足りないと思って鍛錬を続けるしかない」とさらなる精進を誓った。

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