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斉藤由貴「全てがブラック」だった過去明かす 乗り切った方法は…「あまりにも頭の中が混乱して」

スポニチアネックス / 2024年12月23日 16時31分

斉藤由貴

 女優の斉藤由貴(58)が22日放送のTBSラジオ「松本隆 風街ラヂオ」(日曜後11・00)にゲスト出演し、デビュー直後の「ブラック」な時代について語った。

 1984年に芸能界入りし、85年2月に「卒業」で歌手デビュー。その直後に放送された初主演ドラマ「スケバン刑事」(フジテレビ系)で大ブレーク、同年5月には「白い炎」、8月に「初戀」、11月に「情熱」をリリースした。

 この日の番組では松本隆氏が作詞した「初戀」「情熱」について語り合ったが、1年で4曲をリリースする当時のペースについて「せわしいですね。その時代それが普通だったんですよね、きっと」と振り返る斉藤。

 松本氏が「めちゃくちゃブラックでしたね、仕事は」と言うと、斉藤も「はっきりおっしゃいましたね。私はその時代、全てがブラックでした」と返して笑いを誘った。

 「アイドルってブラックなんですよ。午前6時集合で解散が翌日午前とかね。どこで寝てるんだろうって。かわいそうだった」と80年代の人気アイドルの多忙ぶりについて語る松本氏。斉藤もハードな仕事をこなしていたが「どうやってそれを乗り気ったかと考えると仕事が好きだったからとか楽しかったからとかそういうことは置いといて。乗り気った方法としては1週間とか10日に1度、泣く時間を設けてました。あまりにも頭の中が混乱してあまりにも忙しいので自分の時間がないし。だから“わーっ”って泣いて」と泣くことで感情の“デトックス”をしていたと明かした。

 「わーっと泣いてふうっと眠って、朝暗いうちに家を出て(仕事に行く)という繰り返しをしていた。そういう時期がしばらく続きました」と回顧。それでも仕事は楽しかったそうで、「演技をしてる時や歌番組は嫌いでしたけど歌を歌ってる瞬間、自分の本分の部分がとても楽しかった。今になって思うけどとても自分に必要な、生きて呼吸をする上で必要なことをできる人生を歩めてるんだなってこと、ある時分かりましたね。だからつらくなかったんだと思う」と話していた。

 斉藤は94年に2歳上の一般男性と結婚し、長女で女優の水嶋凜(25)ら3人の子供をもうけた。今月22日には離婚していたことが明らかに。所属事務所が「離婚したことは事実」と認めた。時期は今年春ごろとしている。

 2017年に50代医師とのダブル不倫が発覚し謝罪。今年9月に「医師との関係が続いている」と一部で報じられていた。

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