演歌歌手・市川由紀乃 卵巣がん治療から半年ぶりに復帰「くじけそうになることも…」ファンの支えに感謝

市川由紀乃

　病気療養のため今年6月から活動休止していた演歌歌手の市川由紀乃（48）が23日、自身のインスタグラムでライブ配信を行い復帰を果たした。

　市川は今年6月に卵巣腫瘍の疑いのため活動休止を発表。その後、卵巣がんに罹患（りかん）していたことを報告し、7月に手術。復帰を目指し抗がん剤治療を行っていた。

　ライブ配信には白いセーターとニット帽姿で登場。「みなさん、こんにちは。市川由紀乃です。ご無沙汰しております。お元気ですか？」と笑顔であいさつした。「お仕事に踏み出せたんだなという喜びを今日はより感じますね」としみじみと語った。

　闘病中の支えはファンからの応援だったことを明かし、「事務所に皆さんがいろんな思いを届けてくださって。ありがとうございます。メッセージやブログ、インスタのコメントで応援してくださる皆さんが背中を押してくれた。くじけそうになることもあったけど、自分の人生はこういうことを乗り越えてだからこそ歌える歌があると思うから必要な経験だった」と、時折言葉を詰まらせながら語った。

　来年3月にはファンクラブイベント、同5月には復帰コンサートを開催するという。