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ヤーレンズ楢原「しょうもない」は「関西で褒め言葉」審査員・海原ともこの発言に「僕がつまらなかった」

スポニチアネックス / 2024年12月24日 17時6分

ヤーレンズの楢原真樹(左)と井出隼之介

 お笑いコンビ「ヤーレンズ」が23日放送のABCラジオ「ツギハギ~ヤーレンズのダダダ団」(月曜後9・15)に出演。22日に行われた「M-1グランプリ2024」を振り返った。

 前年大会で2位だったヤーレンズは今大会で優勝候補とされていた。本番ではクセの強いおにぎり屋のネタで挑んだものの5位に終わった。

 冒頭から楢原真樹、出井隼之介ともにボケまくって脱線しながらも今大会を回想。楢原は出場順を決める「笑神籤(えみくじ)」で柔道男子・阿部一二三が令和ロマン」を1番に引いた時に「会場の盛り上がりがすごかった。ドカーンってなって」と大盛り上がりしたといい「(令和ロマン・高比良くるまの)第一声で決まった感じした。“終わらせに来ました”がハマってた」と振り返った。

 そして、トップバッターのまま連覇を果たした令和ロマンに対し「これってくじ運めちゃくちゃ絡むじゃん?くるまがいくら努力したって、えみくじは操作できない。だから、これが本当に持ってる人。努力以上のもの。努力しようのないことまでできるっていうのが、持ってる。くるまは分析どうこう言ってるけど、本当に持ってるのは運。分析したとて、ですもんね。運が一番すごい」とトップバッターになり、なおかつ連覇するという令和ロマンの才能、タレント性、くじ運の強さすべてを称賛した。

 出井も「去年1年、ツーマンライブやって(令和ロマンと)ライバル的立ち位置だったけど、後半の方に気付いた。こいつらハイパー天才なんじゃない?って」と令和ロマンのすごさは昨年から感じていたとした。

 その上で出井は、自分たちが阿部のえみくじによって2番で登場したことに「2番で引かれた。ここまでの流れだけで言えば俺らも持ってるんじゃない?持ってなかった」と前年王者の令和ロマンがトップバッター、2位の自分たちが2番で“ムーブ”が来たと確信も自分たちは“持ってない”と自虐的に笑った。

 出井は審査員にも言及。「審査に関して言うと、これは誤解なきように言うけど、審査に関して我々が思うところがあったりはなくて、むしろネットニュースになってたけどさ、ともこ姉さんが我々に言ってくれたことがニュースになった」と指摘した。

 ネタを披露後、審査員の海原ともこがヤーレンズの2人に対し「なんか、もっとしょうもないもの見たかったです」と感想を吐露したが、この「しょうもない」の発言をめぐりSNS上で議論が紛糾する事態となった。

 楢原も「これ、ABCラジオでしょ?大阪の人に届けてください!本当に伝えて欲しい。“私たちは海原やすよ、ともこが大好き”って」と海原ともこをリスペクトしていると訴えた。

 続けて「“しょうもない”って言うのは関西で褒め言葉。そのニュアンス、我々も関西出身なんで分かってて。僕ももうちょっと、しょうもないことやりゃ良かったなって思った」と「しょうもない」の受け取り方は関西とそれ以外の地域では違うと力説。「何か返したんです。ともこさんに。これがつまらなかった。悪かった。返しミス。しょうもない言葉を返したかったけど、僕の言葉がつまらなかった」と反省。「これが可哀想ムーブにうつってしまった。僕がつまらなかっただけ。すごい反省してしまった」と「しょうもない」の言葉が一人歩きしたと振り返った。

 本番で楢原は、ともこの「しょうもない」の評価に「しょうもありました?」などと返していた。

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