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「海に眠るダイヤモンド」鉄平=神木隆之介じゃなかった!実は…全くの別人「凄いトリック」その正体は

スポニチアネックス / 2024年12月25日 9時40分

百蔵充輝インスタグラム(mitsuki_momokura)から

 俳優・神木隆之介(31)主演のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜後9・00)の最終回が22日、2時間スペシャルで放送された。最終回では、主人公・鉄平の正体が明らかとなり、反響を呼んでいる。

<以下、ネタバレあり>

 本作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。「アンナチュラル」(2018年)、「MIU404」(2020年)、現在上映中の映画「ラストマイル」など数々のヒット作を生み出してきた、野木亜紀子×塚原あゆ子×新井順子という強力チームが手掛ける。戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいく。

 日曜劇場初主演となった神木をはじめ、杉咲花、土屋太鳳、池田エライザら豪華キャストの熱演が話題を集め、50年代の長崎・端島を描いた壮大な映像と野木亜紀子氏の緻密な脚本による演出が視聴者を惹きつけた。

 第10話の終盤で、現代のいづみ(宮本信子)と玲央(神木)は過去の端島の映像を見る。そこには、いづみが探し続けた鉄平の姿も映し出された。

 玲央は、これまで「自分とそっくり」だと言われ続けてきた鉄平が、全く似ていないことに驚き「これが…鉄平?」とあ然とするが、いづみはうれしそうに少女のような笑顔を浮かべ画面に釘付け。玲央は「俺、あの…似てる…?ちょっと待って、えっ、俺、似て…?」と戸惑い、いづみも「似てないね」と冷静にうなずく。

 これまで視聴者が見ていたのは、「いづみの記憶の中の物語」だった。視聴者からは「なるほど!!!!!!叙述トリックならぬ!!!!!!!!映像だからこそできることだ!!!!!私たちが見せられてたのは、レオが鉄平に似てると思ったいづみさんの認識を経由した過去の端島だったのか!!!!!!!!!」「まさかの似てないオチ」「玲央と鉄平、全く似てないというオチに鳥肌が立った」「あ、なるほど…本当は全然似てないってこと…!記憶の中の鉄平だから神木隆之介が演じていただけで…。当時の映像がこれしか残っていないから、この当時の映像で初めて似てないってわかるの面白…!全部朝子の記憶の中の物語だったんだ…」「“実は鉄平の血縁か”“実は孫か”“実は”“実は”と視聴者をけむに巻きまくった挙げ句、“実は本当に無関係の他人”で“実はそれほど似てない”オチだったってことか、玲央…すごかった…何でもフラグとか伏線とか一人二役の意味とか思い込んじゃいけないね」と、衝撃を受ける声が上がった。

 映像の中の鉄平を演じたのは、俳優の百蔵充輝。22年の「第35回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のファイナリストで、22歳の俳優だ。

 百蔵は、自身のSNSに「日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』最終話に出演させて頂きました!素晴らしい作品に携わることができ、心から嬉しく思います」と感謝いっぱい。「配信などから是非観て頂きたいです!が・い・き・ん」と呼びかけ、ファンからは「瓜二つではありませんが、醸し出す雰囲気とかは似通った二人でした!」「朝子が恋した鉄平さんの本物(?)が最終回で観られて嬉しかったです」「最高の笑顔でしたよ」「最初は驚きましたが百蔵さんの演じられたモニターの中の鉄平にも端島を愛し気さくで世話焼きな外勤さんの雰囲気をちゃんと感じたのですごいなって思いました!」と、称賛の声が相次いだ。

 最終回2時間スペシャル(第9話、第10話)は、民放動画配信サービス「TVer」や「U-NEXT」などで配信中。各話地上波放送では、放送尺の関係でなくなくカットした場面などを含むディレクターズカット版での配信で、地上波放送ではまるで映画のような最終回を楽しんだ視聴者も再度楽しめるよう工夫されている。

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