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田中将大「想像もしていなかった」小学校でバッテリー組んだ坂本勇人と再び同僚に 前夜「よろしく」と連絡

スポニチアネックス / 2024年12月25日 13時48分

<田中将大巨人入団会見>会見で笑顔の田中将(左、右は阿部監督)(撮影・沢田 明徳)

 楽天から自由契約となり、巨人と契約合意した田中将大投手(36)が25日、都内のホテルで入団会見を行い、坂本勇人内野手(36)とチームメートとなることに言及した。

 田中と坂本は小学生の頃に地元・兵庫の昆陽里タイガースでバッテリー(坂本が投手で田中が捕手)を組んでいた。

 再び同じユニホームに袖を通すこととなり、田中は「想像もしていなかったですね。一緒のチームで同じユニホームを着てプレーできるのはうれしい」と目尻を下げた。

 そして「昨晩、連絡させていただきました。“よろしくお願いします”と」とすでに連絡したといい、坂本からは「分からないことがあったら聞いてな」と言われたと明かした。

 田中は21年にヤンキースから古巣・楽天に復帰し、復帰後4年間で20勝。右肘手術明けの今季は1試合の登板で0勝に終わった。日米通算200勝まであと3勝に迫る中、楽天に年俸2億6000万円から減額制限(1億円超は40%)を大幅に超える減俸を提示され、退団を決意。自由契約を選択した。

 巨人は今季15勝を挙げ最多勝のタイトル、3度目のMVPを獲得した菅野が海外FA権を行使しオリオールズに移籍。先発陣は補強ポイントになっていた。

 ◇田中 将大(たなか・まさひろ)1988年(昭63)11月1日生まれ、兵庫県出身の36歳。駒大苫小牧では2年時に夏の甲子園優勝、3年夏は準V。06年高校生ドラフト1巡目で楽天入団。13年はプロ野球新の開幕24連勝を記録し、球団初の日本一に貢献。同年オフにポスティングシステムでヤンキース移籍。メジャー日本投手では野茂、ダルビッシュ、黒田に次ぐ78勝。21年に楽天復帰。主なタイトルは沢村賞、最高勝率、最優秀防御率、最多勝(11、13年)、最多奪三振(12年)。08年北京五輪、21年東京五輪、09、13年WBC日本代表。1メートル88、97キロ。右投げ右打ち。

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