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阪神・井上 今オフもDeNA・牧先生から学ぶ “崩されてもヒット打法”習得し打率アップ狙う

スポニチアネックス / 2024年12月26日 5時17分

12月21日まで行っていた兵庫県内で行っていた自主トレで打撃練習する阪神・井上

 レギュラー奪取に挑む阪神・井上が“牧先生”から安打量産の極意を学ぶ。来年の1月10日からDeNA・牧らと鹿児島県内で2年連続となる約2週間の合同自主トレに参加予定。12月から自身が取り組み始めた「脱・ノーステップ打法」の動画をSNSで送信すると師匠から返信が届いた。

 「今の取り組みは素晴らしいと言われた。今後は(体勢が)崩された中でどれだけヒットが打てるかが大事。俺でもきれいなヒットは(年間)50本くらいしかないと」

 高卒5年目の今季、プロ初本塁打を含む計3本塁打は全て直球を捉えたものだった。今年1月に“牧先生”から授かった「直球を確実に捉える」打法で一定の課題はクリアしたことで次なるフェーズへ向かうことになった。

 今季は23試合に出場し55打席で20三振を喫した。追い込まれてからどれだけ“泥くさい安打”が積み重ねられるかが今後1軍で生き残っていくためのキーポイントになる。4年目のシーズンを終え、通算打率・298を誇る牧からは粘り強い打撃が喫緊の課題と指摘された。「(体勢を)崩された時でもヒットにできる凄い練習を考えておく」と伝えられており「全て吸収したい」と呼応した。

 そもそも牧に連絡をしたのは新打法の構築が順調だからだ。12月上旬から兵庫県内で行っていた約3週間の自主トレでは「脱・ノーステップ打法」の習得に手応え。「センターから右に強い打球を打つ」ことを意識し、左翼方向以外にも柵越えが生まれるようになった。そこに23年の最多安打、打点王の技術を体得することができれば確実にヒットゾーンは広がり、自ずと打率アップにもつながる。

 「練習でできていても試合で打てなければ意味がない。継続してやっていきたい」

 来季は勝負の6年目。持ち前の長打力に対応力が加われば、怖いものはなくなる。(石崎 祥平)

 ▽井上の“牧道場”VTR 「右の長距離砲」という共通点から入門を決意し、1月中旬に鹿児島県内で9日間実施。春季キャンプ直前の1月30日、沖縄合同自主トレの屋外フリー打撃では、教えられた「手が先行して打たないこと。体で振ることを意識して」というスイングで快音を連発した。

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