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楽天 宗山VS村林!遊撃バトル 内野陣の底上げへ三木監督「実力、結果の世界」

スポニチアネックス / 2024年12月26日 5時33分

楽天の宗山(左)と村林

 楽天の三木新監督がスター候補生としてドラフト1位で入団した宗山(明大)と、11月の国際大会「プレミア12」にも出場するなど成長著しい村林を遊撃で競わせる方針を明言。「2人ともショートでしっかり意識しあってやってほしい」と言葉に期待を込めた。

 5球団競合の末に獲得した宗山は、大学生ながら今春には侍ジャパンのトップチームに選出。走攻守の全てで高い能力を誇り「20年に一人の逸材」と評されている21歳について、三木監督は「スピードや連係に対して、どう対応をしてくれるか楽しみ」と期待する。

 一方、今季135試合に遊撃で先発出場するなど定位置を獲得した27歳の村林は、15年のドラフト7位。同じ大阪出身で叩き上げの苦労人を三木監督は「ほとんどファームで一緒にやっていた。数年前よりもレベルが上がっている」と評価する。両者とも遊撃へのこだわりは強く、指揮官は「実力、結果の世界。宗山にも、村林にも期待している。そういう(負けないという)思いで2月(の春季キャンプ)に来てほしい」と語気を強めた。

 争いに敗れた者が、二塁、あるいは三塁といった内野の他ポジションに回る可能性もあり、結果としては内野陣の底上げにつながる。既に今季三塁を守った浅村の一塁コンバート案も披露。二塁手としてベストナイン&ゴールデングラブ賞に輝いた小深田も安泰ではない。「いい選手がチームに入ることはプラスしかない」と三木監督。宗山VS村林の激しい遊撃争いがチームの新陳代謝を促す。(花里 雄太)

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