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上沢直之 苦悩の胸中明かす「凄く時間をかけて悩んだ」 ソフトバンク入団の決め手は「熱意に心打たれた」

スポニチアネックス / 2024年12月26日 15時20分

<ソフトバンク上沢入団会見>意気込みを語る上沢(撮影・岡田 丈靖)

 レッドソックス傘下3Aウースターからフリーエージェント(FA)となり、ソフトバンクへの加入が決まった上沢直之投手(30)が26日、福岡市内で入団会見を行った。背番号は「10」に決まった。

 上沢は今季日本ハムからポスティングシステムを利用して米球界に挑戦したが、右肘痛なども影響してわずか1年で帰国。海外FA権取得前にポスティングシステムを容認してくれた古巣へ戻るべきという意見が多数を占めたが、最終的には同リーグのソフトバンクへの移籍を決断した。

 この日会見に登壇した上沢は入団の決め手について「ホークスさんと1度お会いしたときに僕に対する役割であったり、こうなってほしいというビジョン、こういう環境でホークスは優れているとたくさんお話しいただいて。ホークスさんの熱意に僕の心が打たれたのが1番です」と説明。

 続けて「今回の決断は簡単な決断ではなかったので凄く時間をかけて悩みましたけど、自分で決断した道なので。この決断がよりよかったものと言えるようにしっかりプレーであったり結果で見せていきたい」と意気込んだ。

 チームは今オフ、石川、甲斐とセンターラインの主力が相次いでFA移籍。投手力、特に先発が補強ポイントだった。NPB通算70勝を挙げている上沢には、日本ハム時代の同僚だった有原とともに先発ローテーションの一角として大きな期待が寄せられている。

 ◇上沢 直之(うわさわ・なおゆき)1994年(平6)2月6日生まれ、千葉県出身の30歳。専大松戸から11年ドラフト6位で日本ハム入団。14年4月2日ソフトバンク戦でプロ初登板初先発初勝利。18、21、23年に球宴出場。昨年オフにポスティングシステムを使ってマイナー契約でレイズ移籍。開幕直前にレッドソックスにトレードされ、現地5月2日のジャイアンツ戦でメジャー初登板。1メートル87、88キロ、右投げ右打ち。

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