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元幕内・旭大星が引退 三賞1回、膝の大ケガで序ノ口から再起も関取復帰かなわず…土俵生活17年の35歳

スポニチアネックス / 2024年12月26日 18時45分

高馬鵬(左)を押し出して勝ち越しを決めた旭大星(2022年)

 日本相撲協会は26日、元幕内・旭大星(35=大島部屋)が現役を引退したと発表した。東幕下26枚目で2勝5敗だった秋場所が最後の出場となり、九州場所は全休で来年初場所(1月12日初日、東京・両国国技館)の番付は西三段目20枚目だった。

 北海道旭川市出身の旭大星は18歳で大島部屋に入門し、2008年初場所で初土俵。旭大高柔道部出身で入門前の本格的な相撲経験はなかったが、デビューから6年半かけて2014年名古屋場所で関取昇進を果たした。その4年後、2018年夏場所で新入幕。同場所でいきなり2桁勝利を挙げて敢闘賞を獲得。柔道経験者らしく、ちょん掛けやすそ払いといった足技も得意として土俵を沸かせた。しかし、その後は両膝の半月板損傷や左アキレス腱断裂などのケガに苦しんで十両での生活が続いた。

 2021年名古屋場所で再び左膝を痛め、幕下に転落した2022年初場所から2場所連続途中休場して4月に手術。さらに全休が続き、同年九州場所で序ノ口の番付から復帰。幕内経験者が序ノ口の土俵に上がるのは史上2人目(当時)のことだった。復帰してからは3場所連続の6勝1敗を含む6場所連続勝ち越し。今年名古屋場所では東幕下19枚目まで番付を戻したが関取復帰は果たせず、17年間の土俵人生に終止符を打った。

 ◇旭大星 託也(きょくたいせい・たくや)本名=大串拓也。1989年(平元)10月18日生まれ、北海道旭川市出身の35歳。旭大高では柔道部で活躍。18歳で大島部屋に入門し、2008年初場所で初土俵。2014年名古屋場所で新十両昇進。2018年夏場所で新入幕。最高位は西前頭8枚目(2018年名古屋場所)。敢闘賞1回。幕内在位4場所。関取在位38場所。幕内成績19勝23敗18休。通算成績483勝434敗80休。身長1メートル85、体重145キロ。

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