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パリ五輪馬術銅メダリスト・北島 「初老ジャパン」の命名に、「ペガサスとか呼ばれるより…」 1月に渡英

スポニチアネックス / 2024年12月26日 20時29分

<関西スポーツ賞> 飛び込み・玉井(中)とともに記念撮影に臨む馬術の北島(左)と田中(撮影・大森 寛明)

 関西運動記者クラブが2024年度に活躍した選手、団体等を称える「第68回関西スポーツ賞」表彰式が26日、大阪市内で開かれた。パリ五輪総合馬術団体で銅メダルを獲得した北島隆三(39)、田中利幸(39)=ともに乗馬クラブクレイン所属=らが出席。日本勢としては1932年ロサンゼルス五輪で西竹一が金メダルを獲得して以来92年ぶりのメダル獲得に、「自分たちの会社は全国36か所ぐらいあるんですけど、アクセス数も本当増えたと聞いてます」。北島がメダル効果を語り、笑顔を見せた。

 メンバー4人の平均年齢が41歳だったことから自ら「初老ジャパン」を名乗り、新語・流行語大賞ではトップ10に選ばれた。共に39歳は初老と呼ぶには少々若い気がするが、「ありがたい。全然、受け入れます。乗馬や馬術が広まるきっかけになれば」。最年長48歳の大岩義明(nittoh)が平均年齢を押し上げた格好だが、「親しみやすかったという意味では最高のネーミングをもらえた。ペガサスとか呼ばれるより良かった」と取り囲んだ報道陣を笑わせた。

 「僕たちのスポーツはマイナースポーツ。たくさんのメディアの方に取り上げてもらい、盛り上げるという意味では本当にいい1年になった」

 北島が感慨を語り、今後へ向けても「これを続けていかなきゃいけない。こういう賞をもらえて次、頑張らなきゃいけないなと再確認してます」。ベテランが活躍できる競技だけに「28年ロサンゼルス、32年ブリスベンへつなげていきたい」と意気込みを語った。1月末には練習拠点のイギリスへ渡るという。

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