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子供たちにズバリ教えた!森保ジャパン強さのひみつは…みんな「俺が一番」だと思っている

スポニチアネックス / 2024年12月27日 5時2分

ワークショップを見守る日本代表・森保監督

 サッカーの未来を考えるワークショップが26日に東京・銀座で行われ、日本代表の森保一監督(56)が参加した31人の小学4~6年生に金言を授けた。元同代表MF鈴木啓太氏(43)とのトークショーで現代表チームの強さの一端を明かし、継続や協調に加えて強い自我を持つよう呼びかけた。

 FIFAランクでアジア最上位の15位につけ、W杯アジア最終予選C組で首位独走の日本代表。26年W杯北中米大会で優勝を目標に掲げる森保監督が、小学生を前にトークショーで内情を明かした。

 「監督の言ったことだけを聞いて何かやるという感じではない。できるだけ実践しようとしてくれるけど、対戦相手があっての試合。自分の良さを出すためには、聞いてやるだけではいけない。選手が工夫しながら自分が生きるように、チームが力を発揮できるようにと考えてくれている」

 自主性にも秀でた実力派の代表組は「どの選手もこのポジションは俺が一番と思っている」と自我の強さを指摘。出番に飢えながら出場できなかった選手からは理由を聞かれるという。「その中で監督が決めるなら仕方ないと。今日はスタメンじゃなくてもサブからつなげて勝っていこうという気持ちを持っているけど、まずは“自分が一番”から入っている。これはメチャクチャみんなにも持ってほしい」と強調した。

 「どうすれば日本代表になれますか?」という質問にも「“俺が日本で一番だ”と思ってプレーすること」と発言。代表の未来に向けて自我が強い個の育成を意識し「勇気を持って自分がうまくなるために失敗を恐れずに。自分の可能性を信じてどんどんチャレンジして」と力を込めた。

 鈴木氏からサッカーを盛り上げるための課題として「日本代表に勝ってもらうことが一番。日本国中を巻き込んでいくことが強化、認知につながる」と振られた森保監督は「いい選手とスタッフがいるので世界の中で勝っていきます」と宣言。新しい一年に向けて思いを新たにしていた。

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