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「赤い彗星」東福岡が全国に帰ってくる 堅守武器に目指すのは頂点 全国高校サッカーは28日開幕

スポニチアネックス / 2024年12月27日 6時3分

チームを引っ張る東福岡の柴田主将

 第103回全国高校サッカー選手権(来年1月13日決勝)は28日、東京・国立競技場で開幕する。3年ぶり出場の東福岡は尚志(福島)と対戦。同校初のOB指揮官である平岡道浩新監督(47)のもと、スタミナ強化に成功して復権を果たした全国制覇3度の強豪が大暴れを狙う。

 輝きを取り戻した「赤い彗星」が選手権に帰ってくる。就任1年目で結果を出した東福岡の平岡監督=写真=は「楽しみでしかない。選手も自分もどれだけできるか」と心待ちにする。

 昨年の福岡大会決勝で飯塚に運動量やスタミナの面で圧倒され0―1で敗れるなど、ここ2年は全国から遠ざかっていた。新チームから25年にわたってコーチを務めていた指揮官がトップについた。サッカー選手としてのプレーの基本はもちろんのこと、あいさつや身の回りの整理整頓など人間性のところから見つめ直した。主将でDFの柴田陽仁(3年)は「人としての基本を徹底されていた。そこが去年と比べて違う」と感じている。

 技術面ではトレーニングで負荷をかける回数を週2回に増やした。ボールを使って徹底してグラウンドを走り込むなどスタミナを強化した。柴田主将は「みんな、足をつらないです」とうれしい変化を語る。

 全国の強豪校とJリーグのU―18ユースチームが参加する「高円宮杯U―18プレミアリーグ西地区」では勝ち点26で12チーム中、8位だった。昨年の6位から順位こそ下がったが総失点28は東福岡の歴代最少を更新するなど堅守が武器。準々決勝からの登場だった福岡県予選も全3試合無失点で勝ち上がった。「高い守備意識を持ってくれている」と主将は自信を持つ。

 初戦を突破すれば2回戦で九州のライバル、長崎総合科学大付、準々決勝で青森山田や静岡学園と顔を合わせる可能性がある。「一戦一戦出られないやつの分の思いも背負って戦いたい」。名門ヒガシのキャプテンマークを巻く男は、思いを代弁した。

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