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新愛称“ビッグバン”の中谷潤人「爆発的なパンチで倒していきたい」 全勝対決のV3戦へ意気込み

スポニチアネックス / 2024年12月27日 13時4分

<Prime Video Boxing 11会見>フォトセッションに臨む中谷(撮影・木村 揚輔) 

  プライムビデオは27日、来年2月24日に東京・有明アリーナでプロボクシングのダブル世界戦興行「Prime Video Boxing 11」を開催すると発表した。3階級制覇のWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(26=M.T、29戦全勝22KO)が同級6位ダビド・クエジャル(23=メキシコ、28戦全勝18KO)と3度目の防衛戦、WBA世界バンタム級王者・堤聖也(28=角海老宝石、12勝8KO2分け)が同級7位で元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(29=志成、21勝19KO3敗1分け)と初防衛戦を行うほか、WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者の那須川天心(26=帝拳、5戦全勝2KO)が同級ノンタイトル10回戦で、元WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー(33=オーストラリア、27勝19KO3敗)と対戦する。

 元WBO世界フライ級、元WBO世界スーパーフライ級王者の中谷は、24年の世界戦3試合は全てKO勝ち。10月の前戦ではランキング1位のペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)に6回TKO勝ちした。バンタム級での王座統一、26年の世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)とのビッグマッチが期待される中、V3戦は28戦全勝のメキシコのホープを迎え撃つことになった。

 中谷は「全勝の選手なので、何か特別なものを持っていると思って、しっかり対策をして向かっていきたい」と抱負を語った。23年10月に元世界2階級制覇王者ルイス・コンセプシオン(パナマ)に8回TKO勝ちしているクエジャルの映像は見ていないという。中谷は1メートル72と、この階級では長身だが「身長の高い選手と聞いている。そういったところは新鮮味があって、また新しい自分をお見せできるかなと思ってます」と意欲を口にした。

 これまでは「愛の拳士」をニックネームとしてきたが、テレビ番組で新たに「ビッグバン」という新愛称が決まった。「爆発的なパンチで倒していきたいとう思いと、(22年に年間最優秀KO賞に選ばれたアンドリュー・)モロニー戦で印象あるノックアウトをできたので、これからもそういうKOを見せていきたいと思って」と説明。「“愛の拳士”はテーマとして持って、愛の力でビッグバンを見せられるように頑張りたい。全勝の相手にしっかりと中谷潤人のボクシングを見せたい」と意気込んだ。

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