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【高校ラグビー】校名は変わっても伏見工魂は健在!京都工学院 9大会ぶり聖地でチーム最多得点を更新

スポニチアネックス / 2024年12月27日 14時37分

<京都工学院x聖光学院> 前半、トライを決める京都工学院・押谷(撮影・大森 寛明)

 ◇全国高校ラグビー大会1回戦 京都工学院112―0聖光学院(2024年12月27日 花園ラグビー場)

 9大会ぶりに戻ってきた聖地・花園で伝統の赤黒ジャージが躍動した。一時代を築いた人気ドラマ「スクール☆ウォーズ」のモデルとなり、平尾誠二、大八木淳史ら名ラガーたちを輩出した伏見工を前身とする京都工学院が聖光学院(福島)を相手にトライを重ね、白星発進を決めた。

 前半2分に敵陣22メートルライン付近のラックから展開し、SH片岡湊志がタテに突進して先制トライを決めると、攻守ともに相手にスキを見せないラグビーに徹した。ノーシードながら、しっかりと頂点を見据えて花園に臨んでいた。

 前半だけで55―0と9トライを奪った。FW第一列のHO川口士央(3年)が前半で3トライと、どこからでも決定できる伝統の力も発揮した。

 伏見工時代に4度の全国制覇を果たした。大島淳史監督は3度目の優勝をした2000年度の主将。「最後までひたむきに戦う伏見の良さを大事にしたい」と後半はメンバー8人を入れ替え、チームとしての経験値を高めることも狙った。

 74―0で迎えた後半16分には後半から出場の広瀬陽太が最後はタテに突破し、トライに成功。伏見工時代も含めてこれまでのチーム最多得点78点を塗り替える79点目を記録。歴史にそのスコアを残した。次戦はBシードの中部大春日丘。勢いに乗って、ドン欲にトライを狙う。

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