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佐々木麟太郎の妹・秋羽が巨人女子で背番号「55」に 「松井秀喜さんに憧れを抱いて」と熱望実る

スポニチアネックス / 2024年12月27日 15時1分

<花巻東・佐々木秋羽練習公開>取材に応じる佐々木(撮影・光山 貴大)

 読売ジャイアンツ女子チームに来季から加わる花巻東(岩手)の佐々木秋羽(しゅう)内野手(18)が27日、岩手県花巻市内の同校で各社の取材に応じた。

 ジャイアンツ女子チームでの背番号は「55」に決まり、「55番が空き番号だったので、(ジャイアンツ女子監督の)宮本(和知さん)と相談して55番を付けさせていただくことになりました。イチロー選抜(対高校野球女子選抜)の時に松井秀喜さんと対戦させてもらったり、少しお話しをする機会をいただいた際、松井秀喜さんの人間性やプレーしている姿に憧れを抱いたので、私も松井さんのように55番を背負って活躍できる選手になりたいと思いました」と語った。

 父は名門・花巻東を指導する洋監督、兄で長男の麟太郎内野手(19)は花巻東で高校野球史上最多とされる140本塁打を放ち、現在はスタンフォード大でプレーする野球一家。花巻東の女子硬式野球野球部では主に俊足を武器にした遊撃手として活躍し、3年時には主将も務めた。

 9月23日に行われた「高校野球女子選抜」対「イチロー選抜」にも選出され、相手ベンチから松井秀喜氏のホームランも見届けた。ゴジラの凄みを体感し「自分のところにも打球が飛んできたんですけど、引退してから何年も野球をやっていないとは思えないくらい鋭い打球。自分もそういうバッティングを目指して頑張りたい」と憧れを強めていた。

 今後は1月に入団となり、2月からジャイアンツ女子の練習に参加予定。進学する筑波大では「将来女子野球を世界に広げていきたいと思っているので、英語は必要と思うので学びたい」と学業にもまい進する覚悟を示した。圧倒的な長打力を誇る兄・麟太郎からも打撃指導を受けているという佐々木は「自分も長打を打てるようになりたい」。ジャイアンツ女子の「ゴジラ」を目指す。(柳内 遼平)

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