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東山が藤枝明誠に1点差で競り勝ち4強! エース瀬川が40得点、16リバウンド

スポニチアネックス / 2024年12月27日 16時39分

 ◇バスケットボール全国高校選手権第5日(2024年12月27日 東京体育館)

 男子準々決勝が行われ、総体との2冠を目指す東山(京都)は藤枝明誠(静岡)に83―82で競り勝ち、4強入りを決めた。エースの瀬川琉久(3年)が40得点、16リバウンドの活躍。20本中7本の3点シュートを決めるなど最大13点のビハインドを跳ね返す勝利の立役者となった。

 81―82で迎えた第4Q残り4秒。小野寺星夢(3年)が2本のフリースローを決めてリードを奪った。最後の相手の攻撃を抑えて終了のブザーが鳴ると、瀬川はチームメートを体をぶつけ合い喜びを爆発させた。高校入学後の自己最多タイとなる40得点を挙げて、昨年の8強を上回る4強入りをけん引。「大接戦を勝ち切れたことはチームにも個人にも財産になる」とうなずいた。

 チームは世代ナンバー1司令塔の攻撃力を生かす戦術を徹底。放ったフィールゴールは39本、フリースローは14本に及んだ。3点シュートは成功率35%と及第点の数字を残したが、2点シュートは成功率26%に低迷。大沢徹也(43)は「40点はとったけど、出来はまだまだ。まだ判断が悪い部分もある」と厳しく評価。その上で「チームを勝たせなきゃいけないという意味で、スコアに向かう姿勢は凄く感じた。これで一段階上がった感じはするので、明日を見てみたい」と準決勝に期待した。

 U―18日本代表の瀬川は日本協会の若手発掘キャンプに参加してA代表のホーバス監督の指導を受けた経験もある。体育館が開く午前7時からシューティングを行い、午後も居残りで9時まで練習するのが日課。歯が1本の下駄を履いて体幹を強化するトレーニングを取り入れるなど向上心が強く、自主練習が1日約7時間に及ぶことも珍しくない。総体との2冠まであと2勝に迫ったが「決勝のことは考えずに、まずは次の準決勝を勝ちきることだけを考えたい」と一戦必勝を期した。

  

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