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Next☆Ricoプロデューサー兼任・青海マホ 新曲の解釈は“喜劇的のように見えて悲劇的”【ソロインタビュー連載第9回】

スポニチアネックス / 2024年12月28日 11時0分

【画像・写真1枚目】Next☆Ricoプロデューサー兼任・青海マホ 新曲の解釈は“喜劇的のように見えて悲劇的”【ソロインタビュー連載第9回】

 9人組女性アイドルグループ「Next☆Rico」(ネクストリコ)が、今月17日に待望の初シングル「恋するチャップリン」をリリースした。2020年3月、新型コロナウイルス禍の中で産声を上げた同グループは、研究生ユニットとしての結成から数えるとまもなく5年。3人体制となった時期もあったが、今年6月に9人組の大所帯となり、念願のシングル作品を発表した。次世代のブレイクを目指すメンバーがスポニチアネックスの個別インタビューで自らの個性や今年のとっておきエピソードをたっぷり語る。第9回は、プロデューサーを兼務する「マホP」こと青海マホの登場です。

――初めてのシングル「恋するチャップリン」ですが、どのような曲になっていますか。

青海「すごく可愛い曲なんですけど、この間ふと、この曲についてめちゃくちゃ考えた日があったんです。チャップリンの名言で、『人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ』っていう言葉、ありますよね。その言葉を思い出しながらこの曲を改めて聴き直してみたんです。すると、とても可愛い曲ですけど、歌っている側からすると、実はすごく切ない、悲劇的な気持ちもあるんじゃないかなって感じるようになったんです」

――曲を深く理解しているからこその新しい視点ですね。

青海「歌詞の中で『あいたいよ あいたいよ』って言ってるけど、多分その“会いたい”気持ちが募るばかりで、実際には会えていないんだろうなって。そう考えると、ものすごく苦しい曲にも聴こえてくるんです。明るい表現やアホなことを言っている歌詞の裏側に、そんな感情が潜んでいるのかなって」

――いつごろそのような解釈を考えついたんですか?

青海「実は、この考えに至ったのがここ2、3日の話なので、まだ誰にも話していないんです。この記事を読んだ方が、そういう視点でも曲を聴いてくれると嬉しいですね」

――新体制になってからどのような変化がありましたか。

青海「今年6月に新メンバーが入る前は5人体制だったんです。それが4人加わって9人体制になりました。私は5人の時からプロデューサーとして関わっていたので、変化としては元々いた5人の成長がすごく感じられますね。もちろん新メンバーも目に見えて成長していて、特にダンスや歌の経験がほぼなかった子たちが、日に日に上手くなっているんです。でも、それ以上に先輩メンバーとしての成長を見ていると感動します。どんどんしっかりしてきてますね」

――プロデューサー専業だった時から、今のようにメンバー兼プロデューサーになって、メンバーとの距離感は変わりましたか。

青海「全然近くなりましたね。プロデューサーだけをやっていた時は、メンバーも話しかけづらかったみたいなんです。私が事務所的には先輩になるので、どうしても遠慮があったみたいで。たまに『マホさん、ちょっと質問してもいいですか?』みたいな感じで慎重に話しかけられるぐらいでした。でも、メンバーとして一緒に活動するようになってからは、話しかけやすくなったみたいで、今では些細な質問も気軽にしてくれるようになりました。私からもどんどん話しかけるので、明るい雰囲気で楽しくやれています」

――メンバーとして活動する中で、他のメンバーの新たな一面を発見することも多かったのではないですか。

青海「Next☆Ricoのメンバーって、全員が真面目で、本当に性格が良い子ばかりなんですよ。自分が自分が、って前に出るタイプじゃなくて、『これ、あの子がやった方がいいんじゃない?』って他の子を尊重するタイプが多いんです。改めて、なんて良い子たちなんだろうって実感しました」

――メンバーそれぞれのキャラクターを見てきた中で、マホさん自身の特技やキャラクターについてはどうお考えですか。

青海「特技は、小学生の頃からやっていたドラムです。でも披露する機会が全然なくて(笑)。それからイラストを描くのも好きで、自分のグッズを自分が描いたイラストで作ったりしています」

――グッズもご自身で?

青海「そうなんです。今度1月に生誕ライブがあるんですけど、そのグッズのTシャツやアクリルキーホルダーのイラストも自分で描いています」

――最近ではメンバーがジャケット写真を手掛けるグループもありますが、そういう活動も興味はありますか。

青海「やってみたいですね。さらにメンバー1人1人のグッズをいつか作りたいなとも思っています」

――プロデューサー権限でできませんか?

青海「う~ん(笑)。ちょっとずつ話を進めて、来年あたりに実現できたらいいなと思っています」

――ご自身のキャラクターについてですが、メンバーの中でどんなポジションだと感じていますか。

青海「以前、純情のアフィリアというグループで活動していた時は『みんなの妹』というキャラクターでやらせてもらっていて、今も自己紹介では『みんなの妹』と言っているんです。ただ、メンバー間では実際には“妹”じゃないかな(笑)。一緒にいる時間が増える中で、私の甘えたがりな性格が出てくることもあるんですよ。普段は冷たい人間に見られることが多いんですけど、気を許しているメンバーには甘えてしまうことがあって、そういう部分が昔から妹っぽいと言われている理由です。だから、本当はもっと妹っぽい部分をメンバーに引き出してもらいたいなって思っています。何年もかけて妹っぱさをじっくり見せていきたいです」

――今年を振り返って、印象深いエピソードがあれば教えてください。

青海「夏に放水ライブというものがありまして。お客さんに水をかけるライブなんですけど、バケツやホースを使って水をかけるんです。それが初めてだったんですが、メンバーは濡れると思っていなかったんですよ。でもお客さんに『マホにやれ~!!』ってあおられて、メンバーの(佐咲)芙香ちゃんがバケツで私の頭にドバァ~!!って水をかけてきて(笑)芙香ちゃん、凄いって思いました」

――メンバーとの距離が縮まったことを感じさせますね。

青海「私が加入してまだ1、2カ月くらいの時で、まだ距離感があるなっていう関係性だったのに、それを率先してやってくれたのが嬉しかったですね。濡れるのは全然気にしないタイプなんですけど、まさかやってくれると思わなくて嬉しかったし、面白かったです」

――終わったあとどんな話をしたんですか?

青海「終わったあと、芙香ちゃんが『すみません』って謝ってきたんですけど、『めっちゃ面白かったからありがとう』って言って、一緒に写真を撮ってSNSに載せたりして、すごく楽しい思い出になりました」

――では最後に2025年の抱負と目指しているステージを教えてください。

青海「Next☆Ricoとしては結成から結構時間が経っているんですが、今回がファーストシングルということもあって、まだスタート地点に立ったばかりだと思っています。なので、もっとたくさんの人にNext☆Ricoを知ってもらいたいですね。その上でアイドルフェスだけでなく、ジャンルを問わず大きなフェスに出演して、いろんな人に私たちを見てもらえる機会を作りたいです」

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