【高校ラグビー】長崎北陽台がFW中心の攻めで快勝 県勢は花園通算70勝目 次はAシード大阪桐蔭戦

＜長崎北陽台・城東＞　後半、トライを決めた長崎北陽台・尾崎（撮影・大森　寛明）

　◇全国高校ラグビー大会1回戦　長崎北陽台56ー19城東（2024年12月28日　花園ラグビー場）

　2年ぶり出場の長崎北陽台は序盤からFW中心の攻めで活路を開いてモールで3本トライを決めるなど有利に運んだ。LO下田秩（ひいづ）主将は「県予選の決勝でFWで点が取れなくてBKに頼りがちだった。FWできょうはいこう！というのはありました」と胸を張った。

　これで長崎県勢は花園通算70勝に到達。

　「初めて知ったんですけど、歴代の先輩たちとか、（長崎）北や（長崎）南山とか、そういう偉大な人たちが築き上げてきたものなので、うれしく思います」と笑み。

　30日は今年の高校ラグビーを引っ張っているAシードの大阪桐蔭に挑む。「15人がひたむきに戦えれば勝てない相手ではないと思う。ひたむきに戦っていきたい」と闘志を燃やした。