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名護は尾道に完敗 3年連続初戦突破ならず 高校からラグビーを始めた平安山主将「悔いはない」

スポニチアネックス / 2024年12月28日 17時5分

<尾道・名護> 初戦で敗れ肩を落とす名護フィフティーン(撮影・大森 寛明)

 ◇第104回全国高校ラグビー1回戦 名護0―57尾道(2024年12月28日 花園ラグビー場)

 名護は3年連続の初戦突破を目指して尾道の前に最後まで死力を尽くしたが、完封負けに終わった。主将の平安山結丸(へんざん・ゆまる)は「県内で接点で当たったときに一歩でも前に出れたところが、全国では押し返された。フィジカルの部分で劣っていたのが正直なところです」と唇をかんだ。

 平安山は高校からラグビーを始めた。中学までは野球をしていて一塁を守っていた。古堅壱真(いっしん、3年)の存在もあり「コンタクトスポーツとボールが合わさった魅力はほかにない。とても惹かれた」と楕円球を追う3年間がスタートした。難解なルールに苦戦しながらもゲームを重ねながら覚えていった。1メートル57と体格は小柄だが、入学時の体重68キロから85キロまで引き上げるなどラグビーに青春を捧げてきた。

 取材中に「悔いはないです」と言って花園を去った平安山。大学でも競技を続けていく。 

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