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【リーグワン】1点差負け東京SGは20年ぶり開幕2連敗 小野HC「次勝てるように良い準備を」

スポニチアネックス / 2024年12月28日 17時12分

会見する東京SGの小野ヘッドコーチ(右)と堀越主将

 ◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第2節 東京SG 32ー33 BR東京(2024年12月28日 秩父宮)

 東京SGはBR東京に32-33の1点差で敗れ、リーグワンでは4季目で初、トップリーグ時代(当時サントリー)も含めると2004ー05年シーズン以来20年ぶりの開幕2連敗を喫した。20年前は初戦でヤマハ発動機(現静岡)に14-21、2戦目はこの日と同じリコーに16-20で敗れていた。

 1点差の試合終了間際には敵陣でスクラムをめくり上げたが、反則やアドバンテージが出るのを待たずにNo.8イオアネがボールを拾い上げて突進。最後はこの日3トライのFB河瀬が相手SO中楠のタックルを受けながら左隅に飛び込んだが、左足がタッチへ出てしまいノートライ。“逆転サヨナラトライ”はならず、河瀬はガックリと肩を落とした。

 日本代表HOの堀越主将は「モメンタムが行ったり来たりするゲームだったが、リコー(BR東京)さんがブレークダウンで凄く圧力をかけてきて、受け身になったところでモメンタムがあちらに傾いたのかな」と分析。最後にPGではなくトライを狙ったアタックに関しては、シーズン序盤でもあり「勝ちきれなかったのは残念だが、勇気を持って攻めていったし、決断に問題はなかった」とコメントした。小野HCは「細かいところにもう1回フォーカスして磨いていければ。2連敗は変えられないし、次勝てるように良い準備をしていきたい」と切り替えを強調した。

 河瀬は「最後のアタックはドロップ(DG)の選択もあったかな」と悔やみつつ、攻守に存在感を示している今季のパフォーマンスに関しては「今までより納得のいくプレーができている」と自信をつけている様子。昨季終了後にオフを取らずにニュージーランドへ行き、実戦経験を積んだことを成長の理由に挙げ「本当にフィジカルで勝負し合うゲームの流れだし、オフロード(パス)も日本じゃないようなタイミングで来たりする。凄い経験だったかなと思う」と明かした。

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