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【高校ラグビー】開志国際は初戦敗退 LO宗藤「ベスト8を目指して…」と後輩に夢を託す

スポニチアネックス / 2024年12月28日 18時22分

<開志国際・昌平>敗れた開志国際フィフティーン(撮影・大森 寛明)

 ◇全国高校ラグビー大会1回戦 開志国際15―43昌平(2024年12月28日 花園ラグビー場)

 2大会ぶり4度目出場の開志国際(新潟)は、昌平(埼玉)に15―43で敗れ初戦敗退を喫した。前半は終了間際にLO宗藤陽星(3年)がトライを挙げ5―17で折り返したが、後半に4トライを重ねられ2大会ぶりの勝利はならなかった。

 力の差は認めざるを得なかった。前半終了間際にトライを挙げた宗藤だが、後半に点差を広げられての敗戦に「相手FWが強くて…。自分たちは前に出るプレーが全然できてなくて、そこを突かれたのが課題です」と振り返った。

 序盤は互角だったが、ファーストスクラムで押し込まれると、前半10分もマイボールスクラムを奪われたのをきっかけに先制トライを許した。相手シンビンにより数的優位だった終了間際に宗藤のトライで5―17としたが、後半開始直後に1人少ない昌平に2連続トライを奪われたのが響いた。

 それでも5―43から終盤に2連続トライと食い下がった。高橋昌徳監督は今年のチームについて「バランスも良かったですし、FWも頑張ってくれた。これまでで一番いいチームだったんじゃないか」とねぎらった。宗藤は言う。「(後輩には)花園ベスト8を目指して頑張ってほしい」。まだ創部10年。先輩たちがまいた種は、いつか花を咲かせるはずだ。

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