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中谷潤人 新愛称「ビッグバン」で挑むプロ30戦目へ着々準備「内容も勝ち方も意識」

スポニチアネックス / 2024年12月29日 5時0分

ゴルフ場で走り込み合宿を開始した中谷

 ◇WBC世界バンタム級タイトルマッチ 王者・中谷潤人《12回戦》同級6位ダビド・クエジャル(メキシコ)(2025年2月24日 有明アリーナ)

 世界3階級制覇王者の中谷が28日、相模原市のゴルフ場で2泊3日の走り込み合宿を開始した。3度目の防衛戦で挑戦を受ける長身のクエジャルを想定した「土台づくり」に注力するため、早くも戦闘モードに突入。新愛称「ビッグバン」として挑むプロ30戦目へ、着々と準備を進めていく。

 次戦発表会見の翌日。中谷が来年のV3戦に向け早くも戦闘態勢に入った。早朝から約12キロの走り込みを敢行。午後はゴルフ場で短距離ダッシュ、ミット打ち、全力シャドーボクシングなどで体をいじめ抜き「対戦相手も試合日程も決まって、よりそこに集中していける」と大粒の汗を拭った。

 28戦無敗のクエジャルは、1メートル74の長身メキシカン。バンタム級では長身の中谷より2センチ高いが、「当てる面積が大きいからといって、自分も高く構えるのではなく、低くバランスよく戦いたい。下半身の安定をより意識して、この走り込みで強化していく」と、これまで通り広いスタンスから最大限のパワーを発揮させるため、下半身強化に励む。

 次戦がプロ30戦目。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥の28戦をも上回る。「あっという間。一戦一戦大事に戦ってきた結果がつながっている。引き続き僕らしく戦っていきたい」。“階級最強”の呼び声高い現在も初心を忘れていない。

 節目の一戦は新愛称「ビッグバン」として挑む初戦。大みそかもフィジカルトレーニングを行い、年明け2日から練習を再開。来年1月上旬からは恒例の米ロサンゼルス合宿を約1カ月行うなど、ほぼ無休で調整を重ねる。「内容も勝ち方も意識する。30戦やってきたキャリアをしっかり出せるようにしたい」とビッグバンの愛称にふさわしい豪快なKOパンチを磨いていく。 (伊東 慶久)

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