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正智深谷が初戦突破!2点に絡んだ左SB鹿倉「人生で一度しかない経験…萎縮してはもったいない」

スポニチアネックス / 2024年12月29日 18時57分

<正智深谷・長崎総科大付>後半、勝ち越しゴールを決め、鹿倉(左から2人目)と抱き合って喜ぶ正智深谷・近藤(左から3人目)=撮影・松永 柊斗

 ◇第103回全国高校サッカー選手権1回戦 正智深谷2―1長崎総科大付(2024年12月29日 nack5スタジアム大宮)

 正智深谷が左サイドバックの鹿倉颯太(3年)の2得点に絡む活躍で初戦を突破した。

 8年ぶりの出場だが、前半37分に鹿倉の右CKからMF小西聖七(3年)が頭で合わせて先制、前半のアディショナルタイムに追いつかれたが、後半13分に鹿倉を起点にMF近藤七音(3年)が決めて、これが決勝点となった。

 「攻撃参加は自分の強み、どんな状況でもキックをいかせるようにしている。次も攻撃参加したい」と、鹿倉は振り返る。左足からのキックの種類も豊富で、ストレート系と落ちるボールを使い分ける。背番号も、14番にこだわりを持つ。「最初のリーグ戦でもらった番号。一桁をと言われたが、14番の方が良かったんで変えなかった」という。

 次は強豪・東福岡との対戦だが、「人生で一度しかない経験、ここで萎縮してはもったいない。自信がついたのでやるだけ」と、前を向いた。

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