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【紅白リハ】緑黄色社会 3度目出場も「慣れない」 スタッフや裏方の“熱さ”に「泣きそうになる」

スポニチアネックス / 2024年12月29日 19時23分

笑顔でポーズを決める緑黄色社会の(左から)peppe、穴見真吾、長屋晴子、小林壱誓(撮影・尾崎 有希)

 大みそか「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、男女4人組バンド「緑黄色社会」が囲み取材に出席した。

 3年連続3回目の出場となる「緑黄色社会」は、今年の第91回NHK全国学校音楽コンクール(Nコン)中学校の部の課題曲の「僕らはいきものだから」を披露する。全国コンクールで優勝した岩手県北上市の6つの中学校で作る合同チームとコラボ。“リョクシャカ×中学生”の希望あふれるステージを届ける。

 黒で合わせた衣装で登場した4人。ボーカル&ギターの長屋晴子は「3度目の出場になるんですけど、今年はNコンで中学生の部の課題曲を作る大役。その課題曲を披露します。学生に向けての曲だけど、同じような悩みを持つ人たちに伝わると思う。学生の皆さんとパフォーマンスするので、いつもと違った私たち、その場の舞台だけのパフォーマンスを精いっぱいできたら」と意気込みを語った。

 中学生とのコラボについては「パフォーマンスの形態が違うことで刺激になる。普段どうしても1人で歌うことが多い。そこに自分以外の声が合わさると、自分の歌い方、声も変わるような。変化を感じるだろうし、化学反応というか」と楽しみにしている。

 3年連続3回目の出場でも「慣れはしない。今年(NHKに)入ったとたん、去年の記憶がよみがえって。緊張感とか独特な雰囲気を感じるねとメンバーと話していました。緊張します」と長屋。ベースの穴見真吾も「袖とかで大道具さんとか美術の今年もお願いしますという激励があって、背筋がピンと伸びて泣きそうになる。終わった後にNHKの方とあいさつする時に抱き合ってたり、お疲れさまでしたとか、それで泣きそうになったり。出演者だけじゃない熱さがある」と熱を込めた。

 

 今年の紅白のテーマは「あなたへの歌」。パリ五輪・パラリンピックに歓喜し、高揚した一方で、相次ぐ自然災害や終わらぬ紛争…多くの悲しみもあった2024年の大みそかに「ひとりひとりに最高の歌を」と思いを込める。

 今年の紅白の司会はお笑いタレントの有吉弘行、女優の橋本環奈、伊藤沙莉、同局・鈴木奈穂子アナウンサーの4人が務める。

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