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こっちのけんと 兄・菅田将暉超えの豪華パフォーマンスに 紅白リハーサル

スポニチアネックス / 2024年12月30日 5時2分

紅白のリハーサルに臨むこっちのけんと

 大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサルが29日、東京・渋谷のNHKホールで2日目を迎えた。初出場となるこっちのけんと(28)は名だたるアーティストたちをバックにパフォーマンスすることが決定。兄の菅田将暉(31)も経験がないド派手なステージになるとみられ「おびえないように頑張る」と意気込んだ。

 石川さゆり、天童よしみ、郷ひろみ、THE ALFEE…。オープニングから3番目に登場するこっちのけんとは、大先輩たちを背にヒット曲「はいよろこんで」を歌う。重鎮らに加え、バックにはJO1や櫻坂46のメンバーら総勢30人以上。リハーサル後の取材会では「当日はおびえないように脳内でめっちゃイメージしていこうかな」と恐縮した。

 2019年に出場した菅田はマイク一本で「まちがいさがし」を歌唱しており「兄が歌った時は後ろにいろんな人がいなかったので、兄より凄いことになっちゃうかも」と笑顔で予告。菅田からは手ほどきを受けていないといい「アドバイスは聞いていないです。単純に楽しんでもらおうと思います」と、我流で兄も魅了するステージを約束した。

 激動ながらも充実した一年になった。5月に配信リリースした「はい…」はサブスクリプション(定額聴き放題)の総再生回数がヒットの基準を大きく超える約1億8000万回。音楽番組などからオファーが相次ぎ、生活も一変した。「今年を漢字1文字で」と聞かれると「健」と表現し「本名(健人)でもあり、こっちのけんととしても花開いた。そして精神的にも体も健康的な一年でした」と振り返った。

 本番に向け「1年間ずっと歌い続けてきて、経験値としては誰よりもある熟練度マックスの『はいよろこんで』を披露したい」と気合十分。今年を代表するアーティストとして一年を締めくくる。(高原 俊太)

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