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サッカー元ロシア代表がウクライナ戦線で戦死 麻薬密売で懲役刑、刑務所から参戦3カ月で…

スポニチアネックス / 2024年12月30日 9時3分

2004年欧州選手権でのブガエフさん(RTEスポーツの公式X=@RTEspor=)より)

 サッカー元ロシア代表DFのアレクセイ・ブガエフさんがウクライナとの戦闘で29日に戦死したと、タス通信などが報じた。43歳だった。

 ロシアメディアのスポルト24によると、ブガエフさんの父イワン氏が「残念ながら死亡のニュースは本当です。今日起こったことです」と明かしたという。RIA通信は代理人のアントン・スミルノフ氏の話として、「激しい戦闘により遺体を回収するのは不可能になった」と報じた。

 ブガエフさんはモスクワ出身で、トルペド・モスクワやロコモティフ・モスクワなどでプレー。ロシア代表としては04年の欧州選手権など7試合に出場した。10年に現役を引退した。

 23年10月に麻薬を所持していたとして逮捕され、今年9月に麻薬密売の罪で懲役9年6カ月を宣告されていた。のちにウクライナ戦争への参加を表明した。ロシアは戦闘員確保のために、受刑者からも積極的に兵士を募集している。

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