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【高校ラグビー】山梨学院、勢11大会ぶりに3回戦進出 古屋監督「年越しを花園で迎える…感慨深い」

スポニチアネックス / 2024年12月30日 11時39分

<山梨学院・秋田工> 後半、トライを決めた山梨学院・パエア・フォトフィリ(中央) (撮影・須田 麻祐子)

 ◇全国高校ラグビー大会2回戦 山梨学院38―7秋田工(2024年12月30日 花園ラグビー場)

 2大会連続2回目の出場となった山梨学院が38―7で5大会連続72回目出場の秋田工を下し、3回戦へと駒を進めた。

 今大会最重量を誇る平均体重101・9キロのFWを軸に攻守で圧倒。開始直後の前半1分にはFB篠原悠士(3年)が自ら蹴ったボールをキャッチし、そのまま右中間に先制トライを決めた。同9分には自身2本目のトライ。「FWが前に出てくれて外にスペースができて、そこで自分の強みであるランが出せたので良かったと思います」と振り返った。

 山梨県勢では、13年93回大会の日川以来となる11大会ぶりの3回戦進出。古屋勇紀監督は「こんな駆け出しのチームが秋田工さんみたいな実力もある伝統校に試合をさせてもらうことに非常に感謝。胸を貸してもらうつもりで試合に臨みました。年越しを花園で迎えることは感慨深いです。山梨のラグビー界にとっては明るいニュースになって良いのかなと思います」とよろこんだ。

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