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【高校ラグビー】山口良治総監督のゲキが効いた!京都工学院「平尾2世」SO杉山がキック2本成功

スポニチアネックス / 2024年12月30日 13時11分

<中部大春日丘・京都工学院>後半、攻め込む京都工学院・杉山(撮影・北條 貴史)

 ◇全国高校ラグビー大会2回戦 京都工学院15―7中部大春日丘(2024年12月30日 花園ラグビー場)

 9大会ぶり21度目の出場となる京都工学院はBシードの中部大春日丘(愛知)を15―7で下し、16強入りした。

 粘り強い守りで相手を1トライ1ゴールのみに抑え、接戦を制した。大島淳史監督は「春日丘さんの凄い選手たちをワンスコアに抑えたというのは評価できるところだと思う。この後もディフェンスを中心に頑張っていきたい」と語った。

 一方のアタックでは、HO川口士央(3年)の2トライに加えて、「平尾2世」と称されるU―17日本代表SO杉山祐太朗(2年)が約40メートルのPG、そしてコンバージョンキックを沈めて5得点を重ねたことも大きかった。

 1回戦の聖光学院戦では、前半のみ出場した杉山のキック成功は9本中5本。試合後に山口良治総監督から「キック外しすぎだよ、と怒られました」と連絡を受けたことを大島監督は明かした。

 「今日はでも、勝負どころで祐太朗が最後に決めてくれて8点差になったので。“山口先生が怒ってはったぞ”というのは伝えていたので。山口先生のおかげですね(笑い)。良かったです」

 3回戦はBシードの国学院栃木と今大会初の第1グラウンドで戦う。大島監督は「彼らにとっても憧れだと思う。第1グラウンドで良いプレーをしてほしいと思うし、力を出し切って、シード校をもう一つ倒して準々決勝に行きたい」と言葉に力を込めた。

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