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【高校ラグビー】Bシードの中部大春日丘が初戦敗退 川島主将「準備したプレーできなかった」

スポニチアネックス / 2024年12月30日 14時51分

<中部大春日丘・京都工学院>初戦敗退に肩を落とす中部大春日丘フィフティーン(撮影・北條 貴史)

 ◇全国高校ラグビー大会2回戦 中部大春日丘7―15京都工学院(2024年12月30日 花園第3グラウンド)

 Bシードの中部大春日丘が接戦の末、京都工学院に敗れた。

 前半を0―0で折り返し、後半5分にPGで先制されて試合が動いた。中部大春日丘はゴール前右隅のラックからNo・8坂口湊真(2年)が飛び込んでトライ。ゴールも決まって7―3と逆転した。しかし、13分、22分とラインアウトからモールを組まれてトライを許す。8点差がついて連続トライを狙うしかない状況で、試合はそのまま終わった。

 主将のプロップ川島大虎(3年)は「工学院のために準備してきたプレーができなかった。練習で出来ても、ゲームでできなきゃダメです」と肩を落とす。先発の3年生は川島とCTB榊原柔太とWTB鬼頭慶の3人だけという若いチーム。川島は「2年生が多いことは関係ない。チーム全体として足りなかった」と話した。

 宮地真監督(59)は「2年生がこの試合を糧にして強くなればいい。けれども、悔しい気持ちは明日、あさってまでは続くけど、だんだん薄れていくもの。一年間どうするかです」と若いチームの今後に目を向け。「モチベーションは長続きしない。上がった時に最大の行動を取ることが大事」と2年生の悔しさが最大にある今のうちに意識改革できるかが新チームの強さにつながると語った。

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