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【高校ラグビー】国学院栃木が3回戦進出 吉岡監督「感慨深い」京都工学院との“再戦”心待ち

スポニチアネックス / 2024年12月30日 22時23分

<明和県央・国学院栃木> 前半、トライを決める国学院栃木・永沢 (撮影・須田 麻祐子)

 ◇全国高校ラグビー大会2回戦 国学院栃木59ー3明和県央(2024年12月30日 花園ラグビー場)

 国学院栃木が明和県央(群馬)との隣県対決を制して4年連続の3回戦進出を決めた。

 前半1分にペナルティーゴールで早々と先制されたが、その1分後にSH渡辺匠(3年)が相手のキックをチャージしてそのままトライを決めてすぐに逆転。8人が計9トライを決める猛攻で点差を広げていき、相手に一度もインゴールを割らせなかった。

 吉岡肇監督(63)は「3点先制されたのは慌てる要素だったけど、すぐに5点取り返したのが大きかった」と選手たちの落ち着きを評価。「シード校の待っているプレッシャーはあった。上出来と言うしかない」と振り返った。

 次の3回戦は、京都工学院と対戦する。国学院栃木の吉岡監督は、京都工学院の前身の伏見工で活躍した大八木淳史さんと同学年で平尾誠二さんの1学年上にあたる。

 「大八木、平尾の伏見工と激戦を繰り広げた年代ですから、超名門とできるのは感慨深いところあります」と、指揮官としての“再戦”を心待ちにした。

 京都工学院の注目度は高く、この日の試合開始前には第3グラウンドの入り口に長蛇の列。吉岡監督は「(3回戦が行われる)1月1日もすごいでしょうね。(国学院栃木が)アウェーでヒールになってしまう」と笑った。

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