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記録担当セレクト「珠玉」阪神データ10選 「優勝・巨人」「2位・阪神」の順位に甦るV逸の悔しさ

スポニチアネックス / 2024年12月31日 5時16分

10月3日、公式戦最終戦後、あいさつに向かう岡田監督(中央)ら阪神ナイン

 阪神は今季、悲願の「アレンパ(アレ+連覇)」を惜しくも逃した。まさかの開幕25イニング連続ゼロ行進から終盤の巨人とのデッドヒートまで、激動の24年シーズン。日々データを提供する記録担当の目線で、記憶に残った記録の数々を10個セレクトした。 (記録担当・桐山 章)

 <1位>セ最多17度目「巨人V、阪神2位」

 74勝63敗6分けでシーズン2位。球団初の2年連続セ・リーグ制覇(アレンパ)は幻に終わった。

 9月22日、首位・巨人との直接対決を制して1ゲーム差まで接近。同28日、シーズン140試合目でのV逸が示す通り、チームは最後まで現実的な逆転優勝の可能性を残していた。それだけに宿敵・巨人の後じんを拝する2位という虎党の無念は察するに余りある。

 岡田監督が前回退任した08年も、巨人に最大13ゲーム差からの逆転優勝を許して2位に終わったのが要因。50年の2リーグ制開始から75シーズン、巨人が優勝した39シーズンで阪神の2位は20年以来17度目(59年、中日と同率2位を含む)。今回「優勝・巨人、2位・中日」の16度を抜いて、95年以来29年ぶりに単独最多になった。

 一方で阪神がセ・リーグを制した6シーズンの巨人の順位は62年4位、64年3位、85年3位、03年3位、05年5位、23年4位。セ・リーグ現行球団で「巨人を2位に従えての優勝」を経験していないのは阪神だけ。1リーグ時代を含めると44年を最後にない。

 1年空けて返り咲きVは過去64年と05年の2度経験という吉兆データ。来季こそは巨人を2位に従えて悲願達成。さらに26年のリーグ連覇へつなげたい。

 <2位>佐藤輝、日本選手初の4年目500三振

 佐藤輝が6月11日のオリックス戦で通算500三振に到達。入団(来日)4年目の到達は15~18年のレアード(日)以来9人目で、日本選手では初めてだった。21年、新人記録の173三振に始まり4年連続の100三振。4年目で通算582三振は88~91年ブライアント(近鉄)の576三振を抜いてプロ野球最多となった。

 一見不名誉な記録達成も、見方を変えれば三振に勝る活躍があればこそ。今季121安打、16本塁打で球団では初の新人から4年連続100安打&2桁本塁打をマークした。7~8月の11試合連続得点は86年バース、03年金本知憲に並ぶ2リーグ制以降の球団記録。9月には球団初の4年目300打点到達と、しっかり結果も残している。

 以下は見出しのみ。

 <3位>52年ぶりスタメン全員生え抜きの開幕戦

 <4位>セ最長…開幕25イニング連続無得点

 <5位>G戸郷に“歴史的”ノーノー許す

 <6位>森下“物言い先頭弾”で1ー0勝利

 <7位>西勇、平成生まれ初の2000投球回

 <8位>岡田監督、阪神指揮官最多552勝

 <9位>才木、頼れる連敗ストッパー

 <10位>近本、両リーグ最少19盗塁でタイトル

 

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