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木村拓哉 自信の“三つ星作品”「グランメゾン・パリ」をPR「おなかがすいたときは何度でも」

スポニチアネックス / 2024年12月31日 5時2分

<「グランメゾン・パリ」公開初日舞台あいさつ>小林圭シェフ監修の特製ケーキを見つめる木村拓哉(撮影・五島 佑一郎)

 俳優の木村拓哉(52)が30日、都内で主演を務める映画「グランメゾン・パリ」(監督塚原あゆ子)の初日舞台あいさつに出席した。本編上映後に登壇し「客席の皆さんが熱い拍手をしていたのが伝わってきてうれしい」と万感の表情を浮かべた。

 今作は19年放送のTBSドラマ「グランメゾン東京」の劇場版。フランス料理の本場・パリを舞台に、主人公がアジア人初の三つ星獲得を目指す。

 共演の鈴木京香(56)は昨年5月から体調不良で療養。今年3月にスペシャルドラマ「グランメゾン東京」(29日放送)の撮影で復帰し、パリで行われた大規模ロケに参加した。声を詰まらせながら「体力に不安があるときがあったんですけど、素敵なキャストの皆さんに気を使ってもらいながら撮影を進めた映画」と振り返り、「良い作品になって、皆さんが笑顔で迎えてくれるのがうれしいです」と感涙した。

 木村は、作品が自分たちの手元から巣立つことに「うれしいですけど、ほんのちょっと寂しい気持ちもある」と率直な心境。それでも「一度とは言わず、おなかがすいたときには何度でもこのコースを召し上がっていただけたら」と自信の“三つ星作品”をアピールした。

 ≪服部幸應さんも生前に作品試写≫ 10月4日に亡くなった料理評論家の服部幸應さん(享年78)が今作に料理監修として参加していた。木村は「この作品も僕らと同じタイミングで試写で見てくださった」と話し、生前の服部さんが映画を見ていたことを明かした。19年のドラマ撮影時から、服部さんが校長を務めた服部栄養専門学校が所作指導や料理の作成に協力。また、フジ「SMAP×SMAP」の料理コーナーも監修していたため、木村とは長年交流があった。「(今作について)“素晴らしい物ができましたね”と言っていただいたのは凄くうれしかったです」と振り返った。

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