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来年年男の広島・玉村“ケツ意”新た「飛躍の年にしたい」 お尻の筋力強化でローテーション入り目指す

スポニチアネックス / 2024年12月31日 5時2分

広島・玉村

 広島・玉村昇悟投手(23)が干支(えと)の巳(み)年を迎えるにあたり「飛躍の年にしたい」と、年男の“ケツ意”を新たにした。内転筋などを鍛えた今季は、プロ初で2試合連続の完投勝利を含む4勝。24歳シーズンとなる6年目に向けては「力を入れた時にギアを上げられるように」お尻の筋肉強化に励んでおり、来季こそ九里のオリックス移籍で空く先発枠を埋めて一本立ちする。

 年が明けると2025年。巳年を迎え、年男になる玉村は「あまり気にしていないですけど」と笑いつつ、きっぱり言った。

 「飛躍の年にしたい。ケガせずに、あまり背伸びしても良くないので、地に足を着けてコツコツやっていきたいと思います」

 着実に成長を遂げた1年だった。勝ち星こそ4勝にとどまったものの、7月30日のDeNA戦でプロ初の無四球完投勝利。左手中指のマメによる抹消、登録を経た8月12日の同カードでも、2試合連続で9回を投げ切り、勝利投手となった。

 「球数が減った。今までだと6回で100球だったのが、少しずつ無駄な球が減り、この球は無駄だな…と、はっきり分かるようになってきました」

 先発として経験を積んだことによる学習成果。内転筋を鍛え「使い方やスイッチの入れ方をやった」成果でもあった。今オフは「反対の外側」を意識し、「お尻の筋肉をちゃんと動かせるよう」トレーニングに励む。

 「グッと力を入れた時にギアを上げられるようにしたいので、ドリルを用いてやっています。スクワットも、秋のキャンプから少しずつ重さを上げていっています。120キロだったのを150~160キロぐらいに」

 新井監督は過日、秋季キャンプを踏まえて来季の先発枠争いに言及。「実戦を数多くやったけど、玉村と常広は頭一つ抜けている感があるので、期待している。そこにアドゥワ、森、斉藤、新人の佐藤柳だったり。楽しみ」と明言した。

 九里がオリックスへFA移籍したことで、先発枠は一つ空く。順当なら大瀬良、床田、森下が開幕投手を、指揮官が名前を挙げた投手たちが先発の残る3枠を、それぞれ争う図式だ。左腕は鼻息を荒くして言う。

 「(九里)亜蓮さんが抜けてチャンスなので、ここでグッといかないと、なかなかチャンスはやってこないと思っています。焦るとかはないけど、しっかりやりたいと思っています」

 6年目の飛躍。すなわち、先発一本立ち。玉村はお尻のパワー強化に励みつつ、年男の誓いならぬ“ケツ意”を新たにしている。

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