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阪神・才木「ファンが選ぶ年間MVP大賞」に輝く チーム最多13勝&9度の連敗ストッパーで文句なし選出

スポニチアネックス / 2024年12月31日 5時16分

ファンが選ぶ年間MVPに輝いた阪神・才木

 SNSとの連動企画「ファンが選ぶ年間MVP大賞」の投票をXで行い、才木浩人投手(26)が総投票数1193票のうち、過半数を集めて1位に輝いた。ノミネートはスポニチが独断で選出した3選手を加えた計4選手。今季チームトップ13勝(リーグ2位)を挙げ、防御率1.83(同3位)、3完封(同1位タイ)、勝率.813(同2位)、奪三振137(同3位)と年間を通じてエース級の奮闘を演じた右腕の姿がファンから称賛を集めた。(取材・構成=遠藤 礼、八木 勇磨、石崎 祥平)

 文句なしの選出だろう。24年シーズンで自己最多の13勝(3敗)を挙げ、防御率1・83の好成績を収めてエース級の働きを見せた才木が、虎党が選ぶ年間大賞に輝いた。

 「前半戦の打線がしんどく、勝ちパターンのピッチャーが踏ん張れない事が多かった時期に、毎週8、9イニング投げきって連敗を止め続けてくれた才木選手が今年のMVPだと思います!」

 speed starさんが言うように、シーズン序盤から投手陣をけん引。貧打にあえいだ打線を横目に懸命に右腕を振り続け、スターターとして全登板25試合で5イニング以上を投げた。そのうち完投は4を記録し、ごくちゃんさんは「勝つ投球をし続けてくれた才木さんに1票」と称賛。前半戦だけで8勝を挙げた奮闘ぶりは、ファンの記憶に深く刻みこまれている。

 後半戦でも安定感は健在だった。7月30日の巨人戦(甲子園)から5連勝でシーズンをフィニッシュ。特に首位・巨人を2ゲーム差で追っていた9月22日の天王山では7回7安打無失点で相手エース・菅野に投げ勝ち、今季13勝目を挙げた。遠藤彰伸さんは「勝ち数も凄いけど(一人で)貯金10の貢献は凄いでしょう」と拍手を送った。チームが連敗している状況で臨んだ9試合で勝利に導き、“連敗ストッパー”としての働きも光った。

 11月の国際大会「プレミア12」では2試合を投げ1勝0敗、防御率1・69。自身初となった日の丸の舞台でも世界にその実力を知らしめた。飛躍の一年となった右腕は投票に感謝した上で、“らしさ全開”で虎党にコメントを寄せた。

 「いつも応援ありがとうございます!来年はチームも個人も“ウェーイ”な一年にできるように頑張ります!」

 藤川新監督のもとで迎える来シーズン。背番号35がマウンドで躍動しそうだ。

 【今季の才木】

 ▽抜群の安定感 チーム最多の167回2/3を投げ、防御率1.83(3位)、13勝(2位)、137奪三振(3位)、勝率.813(2位)と最後までタイトルを争った。また、今季10試合以上に先発した阪神の7投手の中で唯一、5回未満での降板がなかった。

 ▽交流戦で無双 6月2日のロッテ戦で無四球完封を達成するなど3戦3勝。防御率0.38で交流戦の優秀選手賞を受賞。

 ▽連敗ストッパー 前記ロッテ戦ではチームの連敗を5で、交流戦開幕からの連敗を4でストップ。計6勝を挙げた。

 ▽球宴初出場 ファン投票1位で初めて選ばれた。7月23日の第1戦(エスコンF)に先発し、2回1失点で勝利投手。

 ▽4完投&3完封 ともに戸郷(巨)と並んでリーグ最多。シーズン3完封は、チームでは15年藤浪晋太郎(4完封)以来。

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