【高校ラグビー】天理 平岩ハットで3大会連続3回戦進出 次も常翔学園に「勝ちきる」

＜昌平・天理＞前半、左スミに跳び込んでトライを決める天理・小松（撮影・北條　貴史）

　◇全国高校ラグビー大会2回戦　天理36ー8昌平（2024年12月30日　花園ラグビー場）

　Bシードの天理が3大会連続の3回戦進出を決めた。前半3分にPGで先制。同7分にはラックから右へと展開し、最後はFL平岩がトライを挙げた。その後は昌平に長くペースを握られたが、粘り強い守りで1トライに封じ込め、後半には平岩が2トライを追加してハットトリックを達成した。

　「試合の入りは良かった」とCTB内田主将。ただ、その後は相手の時間が続いたこともあり、「10点差をつけてから“おごり”が出てしまって、反則も重なって受けてしまった」と反省した。3回戦で激突する常翔学園とは、花園で過去3戦3勝。内田は「しっかりとディフェンスで止めて、アタックになれば（ボールを）継続して勝ちきりたい」と言葉に力を込めた。