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【高校ラグビー】東福岡 ノートライに抑える完勝! 2大会ぶり優勝へ鍛え直したディフェンス機能

スポニチアネックス / 2024年12月31日 6時32分

<東福岡・光泉カトリック>後半、タックルを振り切ってトライを決める東福岡・須藤(撮影・北條 貴史)

 ◇全国高校ラグビー大会2回戦 東福岡47ー3光泉カトリック(2024年12月30日 花園ラグビー場)

 全国高校ラグビーは30日、2回戦16試合が行われた。2大会ぶりの優勝を目指すBシードの東福岡は、光泉カトリック(滋賀)を47―3で下した。3回戦は来年1月1日に行われる。

 自分の2トライは関係なかった。東福岡のNo・8古田学央(がくあ、3年)主将が誇ったのはディフェンスだった。緑のジャージーが壁となり、光泉カトリックをノートライに抑えて勝利。「非常に大きいこと。グリーンウオールになっていけたら」とうなずいた。

 2大会ぶりの優勝が懸かる今年のチームは苦戦が続いた。3月の選抜大会では初戦敗退を喫し、ディフェンス面から鍛え直した。スタメンに2年生以下が7人と例年にない布陣で臨んだが、花園ではやはり経験ある3年生が頼りになった。古田主将は緊張のためミスがあった1年生のSO川添丈に「大丈夫、大丈夫」と声をかけて精神的な支柱になった。

 これで福岡県勢は花園170勝目。そのうち東福岡が95勝を挙げているが、藤田雄一郎監督は「Bシードの中でも一番下の力しかない」と話した。今大会の目標は1試合でも多くプレーすること。それでも11大会連続4強以上のヒガシの地力は侮れない。

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