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【高校サッカー】東海大相模が初出場初勝利 有馬監督は安ど「各部勝負強いので…本当に負けられなかった」

スポニチアネックス / 2024年12月31日 15時19分

<東海大相模・草津東>勝利を喜ぶ東海大相模イレブン(撮影・小海途 良幹)

 ◇第103回全国高校サッカー選手権2回戦 東海大相模 2―1 草津東(2024年12月31日 U等々力)

 初出場の東海大相模(神奈川)が劇的勝利で初戦を突破した。

 1―1で迎えた試合終了間際の後半44分、シュートのこぼれ球をDF佐藤碧(3年)が頭で押し込んで決勝弾。直後に試合終了のホイッスルが鳴った。有馬信二監督は「やっぱり全国の1勝は重いですね。ホームのプレッシャーもあったが、ホッとしています」と興奮冷めやらぬ様子で振り返った。

 スポーツの名門校が、サッカーでも全国に名をとどろかせた。原辰徳氏や菅野智之投手らを輩出した野球部は、甲子園で春夏通算5度の優勝。柔道部OBには五輪金メダリストの山下泰裕氏や井上康生氏らがいる。サッカー部は有馬監督が就任した2011年から本格強化が進み、創部61年目でついに激戦区の神奈川を制した。

 今夏の全国総体に続く16強入りだが、チームの目標は8強だ。有馬監督は「各部勝負強いので、初戦で負けたら何を言われるかと思っていた。本当に負けられないと思っていた」と冗談を交えつつ、「また明日トレーニングして(3回戦の)2日に臨みたい」と気を引き締めた。

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