【紅白】開幕！2年連続司会の有吉弘行「今回はダンス、ダンス、ダンスで貢献したい」と気合

＜第75回NHK紅白歌合戦＞司会の（左から）鈴木奈穂子アナウンサー、橋本環奈、有吉弘行、伊藤沙莉（撮影・藤山　由理）

　大みそか恒例の「第75回NHK紅白歌合戦（後7・20）が31日、東京・渋谷のNHKホールで始まった。

　今年の番組テーマは「あなたへの歌」。4時間25分の長丁場の司会は有吉弘行（50）、伊藤沙莉（30）、橋本環奈（25）と同局の鈴木奈穂子アナウンサー（42）が務める。

　番組冒頭で橋本が「いよいよ始まりました紅白歌合戦、これから4時間半素敵な時間を共有できるのが楽しみです」と笑顔で話すと、有吉は「今回はダンスね！ダンス、ダンス、ダンスで貢献したいと思います。気合入ってます！」と意気込み。初司会の伊藤は「思いの外緊張してきちゃったんですけど」と本音を漏らし、2人からフォローされていた。

　続いて出場歌手たちがステージに登場し、財津和夫による名曲「切手のないおくりもの」を歌唱。超豪華メンバーで紅白の幕開きを盛り上げた。

　2年連続となる有吉は今年、妻で元フリーアナウンサーの夏目三久さん（40）との間に第1子が誕生し“パパ初紅白”。「おかあさんといっしょ」のコーナーで歌やダンスに挑戦する予定で、30日の囲み取材では「いつもは子供に自慢できる仕事がないので、初めて子供に見せたいと思える仕事です。気合が相当入っています」と意気込んでいた。

　連続テレビ小説「虎に翼」ヒロインで、初の司会となる伊藤は「フルで楽しんでいる。緊張している余裕がない」、「おむすび」主演の橋本は主題歌を歌うロックバンド「B’z」が特別企画で初出場となり、「本当にワクワクしてます」と本番を心待ちにした。

　今回はNumber＿i、こっちのけんと、Creepy　Nuts、Omoinotake、tuki.ら10組が初出場。41年ぶり2回目のTHE　ALFEEをはじめ、GLAY、イルカ、特別企画での復活となった氷川きよしら復活組にも注目が集まる。

　白組トリは福山雅治で大トリはMISIA。MISIAと福山がトリを務めるのは2020年から5年連続で、1963年から67年にかけて4年連続でトリを務めた美空ひばりさん＆三波春夫さんコンビを超えて歴代最多の5年連続となる。

　韓国史上最悪となる179人が死亡した29日のチェジュ航空機事故を受け、韓国では来年1月4日までの1週間が「国家哀悼期間」に指定されたが、「TWICE」「LE　SSERAFIM」「ILLIT」「TOMORROW　X　TOGETHER」は30日に番組出演を正式に表明している。