加護亜依 喫煙騒動でアイドル転落も子供2人の存在が転機に 12歳長女はしっかり者で「応援してくれて」

加護亜依

　元「モーニング娘。」でタレントの加護亜依（36）が30日放送のテレビ朝日「しくじり先生　俺みたいになるな！！SP」（後11・40）に出演。12歳の長女について語った。

　加護は2004年にモーニング娘。を卒業し、辻希美とともに新ユニット「W（ダブルユー）」を結成。2006年、18歳時に週刊誌で喫煙が報道され、1年間の謹慎処分を受けた。さらに07年19歳で2度目の禁煙も報道され、事務所から懲戒解雇処分を受け芸能活動を休止した。

　その後ロサンゼルスでボイストレーニングや英会話レッスンに励み、帰国すると20歳で芸能界に復帰。24歳で長女を出産、29歳の時には長男も出産した。

　加護は「これまでは自分のことしか考えてきていない人生だったんですよね。ずっと常に自分、自分、自分だったんですけど、子供を出産して育てていくうちに、自分以外の人を愛せるようになったっていうのが、私の一番大きなポイントだったと」と振り返った。

　さらに「最近では思春期の娘が何かやんちゃをすると、“そんなことしてたらママみたいになるよ！”と叱っています」と告白した。

　長女は現在自身がデビューした年と同じ12歳になると言い、「感慨深い年になっております」と辻。「反面教師と言いますか、私がこの感じなので、めちゃくちゃしっかりしてます」と目を細めた。

　「娘はパソコンも触れるし、携帯とかで」加護の過去についても検索しているとし「全部知っていて、凄く一番応援してくれています」と感謝。「できょうの収録も“ママ絶対頑張ってきてね”って言ってくれて。ちょっと一涙してここに向かわせていただきました」と振り返った。

　加護は「19歳にしてトップアイドルからの大転落を経験した私から伝えたい教訓があります。自分の後悔に後悔しない」ときっぱり。

　「子供が生まれるまで私はずっと喫煙騒動のことを後悔していてですね、全く前に進めませんでした。でも後悔せずに生きていこうと思えるようになったのは、子供を産んだということになるんですけれども、諦めずにいれば再びステージにも立てる。反省しきったら前を向いてもいいのではないかなと思えるようになりました」と力を込めた。

　「改めて、ここからはもう絶対しくじらない人生でいけるように、頑張っていきたいなって思ったし、本当にたった1本のことが大変なことになるっていうことを、この何十年で味わったので、アイドルの方とか、若いお子さんを持っている方には十分注意していただきたいなって思いました」と訴えた。

　加護は11年12月に結婚し、翌年6月に第1子女児を出産。15年に離婚し、16年8月に美容関係の会社経営者と再婚。翌年2月に男児を出産したが、今年12月30日に2年前に2度目の離婚をしていたと発表した。