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前回4強の堀越が津工に貫禄の勝利 注目の三鴨は初戦でゴールも「駄目過ぎて申し訳ない」と反省

スポニチアネックス / 2024年12月31日 19時21分

<津工・堀越>後半、堀越・高橋(左から2人目)はゴールを決め祝福を受ける(撮影・西尾 大助)

 ◇第103回全国高校サッカー選手権2回戦 堀越2―0津工(2024年12月31日 駒沢)

 堀越(東京A)が津工(三重)を2―0で退けて前回4強の貫禄を示した。後半12分にFW高橋李来(2年)が先制点を挙げ、アディショナルタイムにFW三鴨奏太(2年)がダメ押し弾を決めた。

 東京都予選で8得点を挙げ、注目された三鴨は左からの折り返しを右足ダイレクトで冷静にゴール。近く手術を受けるというチームメートへのパフォーマンスも披露したが、試合後は渋い表情で「9割5分(パスを出した)小泉のゴール。それ以外は駄目過ぎていろんな方に申し訳ない」と反省した。

 開幕前は「選手権に特別な緊張感はない」と話していたというが「あの場に立つと(雰囲気に)のまれた」と告白。得点への意欲と気合が空回りしたという。「自分は特別なものを何も持っていないことが分かった。普通の選手として何を失うものはないと覚悟を決めて次は頑張りたい」仕切り直しを誓った。

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