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世界戦中止の井岡一翔がリング登場「来年必ず世界チャンピオンに…」 ファンに謝罪し決意語る

スポニチアネックス / 2024年12月31日 19時46分

<LifeTime Boxing>リングに上がりあいさつする井岡(撮影・島崎忠彦)

 プロボクシング前WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(35=志成)が31日、自身が世界戦で上がるはずだった東京・大田区総合体育館のリングに登場。自身の口から試合中止を報告し、ファンにあいさつした。

 井岡はリングに上がると「自身13度目となる大みそかの日に、マルティネス選手にリベンジした姿をお見せして、勝利者インタビューとして、みなさんの前でごあいさつさせてもらいたかったんですけど、こういう形になって、楽しみにしていただいていたみなさんに、本当に申し訳ない気持ちです」とあいさつ。「ただ、これで終わったわけではないので、次、マルティネス選手と引き続き交渉してもらって、試合ができるようにしてもらえるよう話を進めてもらって、自分自身も引き続き頑張りますので、みなさん、応援よろしくお願いします」と頭を下げると、場内から拍手が起きた。

 「この後、堤駿斗が僕の代わりにメインイベントで素晴らしい試合で締めくくってくれると思うので、みなさん応援よろしくお願いします。今年ももう残りわずかとなりましたが、みなさんよいお年をお迎えください、今年1年ありがとうございました」とし、「来年必ず世界チャンピオンになる姿をお見せするので、楽しみにしていてください」と力強く締めくくった。

 井岡は現WBA王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)へ挑戦予定だったが、マルティネスのインフルエンザ感染により前日30日に試合中止が決定。マルティネスは26日の公開練習と29日の調印式を欠席し、解熱剤を服用して出場に意欲を見せていたものの、体調が回復せず前日計量にも姿を見せなかった。興行は堤駿斗(25=志成)が出場するWBA世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦をセミファイナルからメインに繰り上げて行われ、井岡はメイン前にリングに登場した。

 井岡とマルティネスは7月の王座統一戦で対戦。当時は井岡がWBA王者、マルティネスがIBF王者で、パワーと手数で勝るマルティネスが3-0で判定勝ちした。その後マルティネスがIBF王座を返上し、井岡はダイレクトリマッチでのリベンジを目指していた。体調不良のマルティネスはWBAに王座保持を認められることが濃厚で、両陣営は来春の再戦実現を目指して交渉を続けていく方針。

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