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【高校サッカー】愛工大名電は2年生の“ピンチGK”がPK戦で2本セーブも敗戦「来年は全国ベスト8を」

スポニチアネックス / 2024年12月31日 19時50分

<前橋育英・愛工大名電>前橋育英に敗れ涙を見せる愛工大名電イレブン(撮影・西尾 大助)

 ◇第103回全国高校サッカー選手権2回戦 愛工大名電2―2(PK5―6)前橋育英(2024年12月31日 駒沢)

 5年ぶり2回目の出場となった愛工大名電(愛知)は4年連続27回目の出場を果たした前橋育英(群馬)に2―2の末に突入したPK戦に5―6で敗れた。

 前半に2点を先行されたものの、後半21分にFW岩間丈一郎(3年)が左FKに頭を合わせてゴール。2試合連続で途中出場から得点した。その後は相手に押し込まれた中でGK水谷準乃右(じゅんのすけ、3年)がスーパーセーブを連発して1点差で食い下がると、後半40分にFW水野桜介(3年)がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これをMF蒲地壮汰(3年)が決めて2―2としてPK戦に持ち込んだ。

 PK戦では後半終了間際に投入されたGK相原諒(2年)が相手の1人目と3人目を阻止。水谷が負傷離脱していた県予選で活躍して全国選手権出場を支えたPKストッパーが「チームを救おうと思った」と奮闘した。最後は8人目までもつれた死闘に敗れたが、2年生守護神は「来年は全国ベスト8を目指したい」と前を見据えた。

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