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【紅白】水森かおり 天国の桂由美さんへ感謝の熱唱「きっとどこかで見てくれていると」

スポニチアネックス / 2024年12月31日 20時46分

<第75回NHK紅白歌合戦>熱唱する水森かおり(NHK提供)

 大みそか恒例の「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、水森かおり(51)が22年連続出場を果たした。

 昨年は「日向岬」を披露。3万7000個のドミノを使用し、桂由美さんデザインの衣装が赤から白に変化した演出も話題となった。今年も「鳥取砂丘~紅白ドミノチャレンジSP~」と題し、2年連続でドミノを使った演出に挑んだ。歌唱前に水森は「めちゃめちゃ緊張してます。去年と違ってめちゃくちゃ仕掛けがある。成功を祈って見ていてください」と伝えた。

 03年に初出場した時から桂さんのドレスで大舞台に挑み、コンサートなどでも桂さんの衣装を愛用していたが、桂さんは今年4月に94歳で死去した。今回は、桂さんの遺志を継いだ後輩たちによるドレスで挑んだ。「先生の思いもしっかりとドレスにも込められていると思うので、きっとどこかで見てくれていると思うので、先生の思いも込めて一生懸命歌わせていただきます」と誓って迎えた舞台だった。

 今年の紅白のテーマは「あなたへの歌」。パリ五輪・パラリンピックに歓喜し、高揚した一方で、相次ぐ自然災害や終わらぬ紛争…多くの悲しみもあった2024年の大みそかに「ひとりひとりに最高の歌を」と思いを込める。

 司会はお笑いタレントの有吉弘行、女優の橋本環奈、伊藤沙莉、同局・鈴木奈穂子アナウンサーが務めた。

 ゲスト審査員は、俳優の横浜流星、漫画家の青山剛昌氏、タレントの内村光良、プロ車いすテニス選手の上地結衣、女優の河合優実、プロスケートボーダーの堀米雄斗、バレリーナの森下洋子氏、脚本家の吉田恵里香氏で、今年と来年の“顔”8人。昨年までの通算成績は紅組が34勝、白組が40勝。

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