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【高校サッカー】大津のJ1清水内定MF嶋本悠大「走って良かった」 1得点1アシストで全得点に絡む

スポニチアネックス / 2024年12月31日 21時42分

<2回戦 札幌大谷・大津>後半、チーム2点目のゴールを決め喜びを爆発させる大津・嶋本(撮影・沢田 明徳)

 ◇第103回全国高校サッカー選手権2回戦 大津2―1札幌大谷(2024年12月31日 柏の葉)

 大津(熊本)が札幌大谷(北海道)を2―1で制し、4年連続の3回戦進出を果たした。

 J1清水に内定のMF嶋本悠大(3年)が大会初得点を含む全得点に絡む活躍を見せた。後半11分のCKで正確無比なキックを放ち、先制点をアシスト。同20分には「追いつくか分からなかったが、走って良かった」と右クロスに合わせて貴重な追加点を挙げた。

 J2今治に内定している札幌大谷のMF笹修大(3年)とはボランチでマッチアップ。「(試合の)入りから自分に強く来ている印象があったが、距離を取った」と対応力を見せ、試合をコントロールした。

 12月中旬にはU―19日本代表候補合宿に参加。「スピード感というか、まず頭が疲れるというのが第一印象。もっと自分のサッカーを高いレベルで出していきたいと思った」。ともに汗を流した日章学園FW高岡伶颯(れんと、3年)の初戦でのハットトリックにも刺激を受けた。「自分も点を取れるのは一つの良さなので今日、点を取れて良かった」と手応えを口にした。

 次戦は流通経大柏との3回戦。「プレミアでもハイライトしか見たことがないけど、本当に価値のあるゴールをたくさん取っていると思う。良い相手と、この大会でできることに感謝して受け身にならずにチャレンジしていきたい」と見据えた。

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